ケアカラーとは?通常のカラーと何が違う?

好きな色を髪に取り入れるヘアカラーは、サロンでするスタイルチェンジの醍醐味。 ただヘアカラーは、髪にカラー剤を塗ることで少なからず起きるダメージがつきものです。 そんなカラーによるダメージを心配しているみなさんに試して欲しいのが、ケアカラーです。

ケアカラーとは、髪の毛へのダメージを軽減するために、あらかじめ前処理をしてカラーをするメニューを指します。
通常のヘアカラーは、そのままの髪やブリーチをした髪にそのままカラー剤を乗せるのが一般的ですが、ケアカラーメニューは、カラー剤をのせる前や同じタイミングで髪のダメージを軽減する作業を挟みます。
髪の毛のダメージが完全に消えることはありませんが、従来のヘアカラーよりもダメージが抑えられ、髪の指通りや色もちがよくなるのが特徴です。

ケアカラーの種類は?

先ほども説明した通り、ケアカラーメニューはカラー剤を塗る前に、あらかじめ前処理をするメニューのこと。
そのため、サロンによってケアカラーとしてどんな作業をするのかは異なります。
気になる人は、美容師さんに尋ねてみるのが◎
一般的なケアカラーメニューの種類には何種類かあります。
前処理のトリートメントやケアブリーチ、イルミナカラー、髪質改善トリートメントとの併用などが主な種類です。
それぞれ仕上がりのイメージが異なるので、自分に合ったものを選ぶようにしましょう。

ケアカラーメニューで気になるお金と時間のこと

ケアカラーに興味が出てくると、かかるお金や時間が気になる人も多いのではないでしょうか? ケアカラーはサロンによってメニューが異なるので、それぞれ相場もかかる時間も変わってきます。

例えばトリートメントのようなケア成分が入ったカラー剤でカラーリングをする場合、通常のヘアカラーメニューに対して、カラー剤の料金がプラスされることでしょう。
この場合、ケアとカラーリングを同時に行っているのでかかる時間は通常のヘアカラーと同じくらいになります。
もう一つ代表的なのが、ケア剤を含んだブリーチ剤で色を抜き、ヘアカラーをする場合です。
この時は通常のヘアカラーメニューに、ケアブリーチの料金がプラスされます。
また、ブリーチで色を抜く分、通常のヘアカラーよりも時間がかかることが想定されます。
どのくらいの時間とお金になりそうかは、サロンに直接聞いてみるのがおすすめです。

【レングス別】ケアカラーを使った実例カラーサンプル集

ケアカラーについて理解が深まり、試してみたいと思った人も多いのではないでしょうか? ここからは、ケアカラーを使って色を入れたカラースタイルをレングス別にお届けします。 ぜひ、オーダーの参考にしてみてくださいね。

ショート・ボブ

ラベンダーグレージュで、透明感たっぷり
ラベンダーグレージュで仕上げたボブスタイル。 明るくできない人でも、おしゃれを楽しむことができるカラーです。 ケアカラーを重ねることで、より透明感を演出することができますよ。
ほんのりピンクベージュも色持ちアップさせて
うっすらとピンクっぽさのあるベージュカラー。 ケアカラーなら、色持ちも良くすることができます。 そのため、長くお気に入りのヘアカラーを楽しむことができるんです。
ハイトーンカラーに挑戦しやすい、ケアブリーチ
こなれ感のある、綺麗に色の抜けたハイトーンカラー。 何回もブリーチを重ねることへのダメージが心配な人におすすめなのが、ケアブリーチです。 ショートヘアだと、お手入れも簡単。

ミディアム

グレーピンクラベンダーで、ミステリアスな雰囲気に
ミステリアスな雰囲気になる、グレーピンクラベンダー。 ハイトーンでも明るくしすぎたくない人にぴったり。 色落ちの段階も楽しめるカラーです。
抜け感あふれるイヤリングカラー
抜け感あふれる、コーラルオレンジのイヤリングカラー。 ベースも明るいので、やわらかい雰囲気になります。 オレンジメイクとの相性抜群な、今っぽスタイルです。
大人可愛い、チェリーレッドのグラデーションカラー
大人可愛く仕上がる、チェリーレッドのグラデーションカラー。 色落ちした時に境目が目立ってしまいがちなグラデーションカラーは、ケアカラーでしっかりと色持ちさせましょう。 また、家でのケアではキープしたい髪色に合わせてカラーシャンプーを使うと◎

ロング

ケアカラー×髪質改善トリートメントで、特別なヘアケアを♡
ケアカラーに髪質改善トリートメントをプラスしたメニュー。 特別なヘアケアメニューが、ツヤツヤとした髪に導きます。 最近ダメージが気になる、という人に特におすすめです。
上品で女性らしいラベンダーブラウン
上品で女性らしいラベンダーブラウンカラー。 巻き髪と合わせることで、華やかな雰囲気になりますよ。 コテやヘアアイロンを使うときは、なるべく低温にするのがダメージを少なくするポイントです。
立体感がぐっと出るバレイヤージュ
ハイライトとグラデーションを組み合わせた、バレイヤージュ。 立体感がぐっと出るので、華やかに仕上がります。 ケアカラーで、表面に入れた色を長持ちさせましょう。

いいことずくめのケアカラーを取り入れよう♡

髪のダメージを抑えられたり、色持ちも良くなるといいことずくめのケアカラー。 特に、ハイトーンにカラーリングする際はケアカラーをオーダーするのが◎ ぜひ、美容師さんに相談してケアカラーを取り入れてみてくださいね。