韓国っぽいヘアスタイルを作りたいなら、巻き髪が外せない!

一気におしゃれさんに見えると話題の韓国風ヘアスタイル。
そんな韓国っぽい髪型を目指すならまずは代表的なスタイルに挑戦してみませんか?

韓国ヘアの代表的なスタイルは、そのほとんどが巻き髪にするスタイルであるという共通した特徴があります。

この記事では、韓国風巻き髪の代表的なスタイルであるムルギョル巻きについて解説していきます。

ムルギョル巻きってどんなスタイル?

ムルギョル巻きとは一体何かご存じでしょうか?
ムルギョルとは韓国語で「波」といった意味を持っており、ムルギョル巻きとはその名の通り、髪を波のようにウェーブさせた巻き髪スタイルを指します。

日本のウェーブ巻きに近しい巻き髪スタイルであるといえるでしょう。
ムルギョル巻きの特徴は、大きめに作られた外巻きのウェーブであることです。

しっかりまとまった波のように綺麗なウェーブが魅力的で、上品さや華やかさを出してくれるヘアスタイル。
日本の波巻きに比べ、大きく立体的なウェーブで、ウェーブにまとまりがあるのが特徴です。

ヨシンモリやエギョモリとの違いは?

同じく巻き髪を取り入れている韓国ヘアであるのが、ヨシンモリやエギョモリ。
それらとムルギョル巻きには、違いがあります。

最も代表的な韓国風のくびれスタイルともいえる、ヨシンモリ。
ヨシンモリは、「ヨシン」が女神で「モリ」が髪型を指しており、「女神ヘア」とも呼ばれていますです。
大きくふんわりとしたウェーブと、顎の下あたりに作られたくびれが特徴です。

髪をウェーブさせるという点では、ムルギョル巻きと似ているヨシンモリ。

しかし、ムルギョル巻きのウェーブはヨシンモリのウェーブに比べると細かく、かつくびれを作らないという点に違いがあります。
エギョモリも、ヨシンモリと同じく韓国風くびれヘアの一つ。
エギョモリとは、韓国語で愛嬌を指す「エギョ」、髪型を指す「モリ」を組み合わせた言葉。
顔まわりの毛を、こめかみから顎先のラインで外巻きにし、後ろに流して仕上げるのが特徴です。

そのため、ムルギョル巻きとは、ウェーブ巻きをしていないことと顔周りを流すように巻いている点で異なっています。

セルフでトライ。ムルギョル巻きの作り方

ムルギョル巻きスタイルに挑戦するなら、まずは自分で巻き方を知って、セルフスタイリングにトライしてみましょう。 ここでは、ヘアアイロンを使ったセルフスタイリングの方法をイラストで紹介していきます。 ぜひ参考にして、ムルギョル巻きを自分でできるようになりましょう!

手順① まず、ハチのあたりで髪を上下にとりわけ、クリップなどでブロッキングする
手順② 次に、右サイドのハチ下の髪の毛を4つにわけ、左手で手前の4分の1を持つ

毛束を掴んだら、ストレートアイロンを持った右手首を内側に捻り、その状態で髪の毛先を挟む

挟んだら手首を180度外側に回転させるようにひねり、毛先を外ハネにして離す。


この時、左手は巻いている毛の上側を持つのがポイントです。
手順③ 右手首を捻らず、髪の中間を挟む

手首を180度内側に回転させるようにひねり、髪の中間を内巻きにする


この時左手は巻いている毛の上側を持ちましょう。
手順④ 内巻きにした髪のすぐ上を、手首を内側に捻った状態で挟む

手首を180度外側に回転させるようにひねり、外巻きにして離す


手順⑤ 左サイドのハチ下の髪の毛を4つにわけ、左手で手前の4分の1の毛束をもつ

そうしたら、アイロンを持った右手首を内側に捻り、その状態で髪の毛先を挟む

挟んだら手首を180度内側に回転させるようにひねり、毛先を外ハネにして離す


手順⑥ 右手首を捻らず、髪の中間を挟む

手首を180度外側に回転させるようにひねり、髪の中間を内巻きにする


手順⑦ 内巻きにした髪のすぐ上を、手首を内側に捻った状態で挟む

手首を180度内側に回転させるようにひねり、外巻きにして離す


手順⑧ ハチ下が全て巻けたらブロッキングしていた髪をおろし、ハチ上の髪を、ハチ下の髪の毛と同様の手順(手順②から⑦)で全て巻く
手順⑨ 顔周りの髪の毛(耳寄り前の髪の毛)を分けとり、根元をアイロンで挟む

手首を180度外側に回転させるようにひねり、根元を外巻きにする

コテを挟んだまま毛先まで滑らせる。
手順⑩ 巻いた顔周りの髪の毛を後ろに手櫛で流し、反対側の毛も同じように巻いたら、完成!

ムルギョル巻きをサロンでオーダーしたいあなたは

ムルギョル巻きはパーマで取り入れると、均一で形も持続しやすいスタイルにできます。
自分でスタイリングするのが不安な方は、サロンでオーダーしてみましょう。

ちなみに、ネットなどで調べると「ムルギョルパーマ」という言葉を目にしますが、これはパーマメニュー名ではありません。
ムルギョル巻きスタイルにするには、韓国技術のパーマをかける「韓国パーマ」のメニューがあるサロンでオーダーするのが◎
韓国パーマは、根元からパーマをかけたり、大きめのカールにしたりするのが特徴です。

このパーマメニューがあるサロンは限られているので、まずは近くにできるサロンがあるかチェックしましょう。

巻くときや頼むときの参考に!レングス別スタイル見本

ここでは、ムルギョル巻きのお手本スタイルを、レングス別にピックアップしてご紹介していきます。 自分でアレンジするときやカットやパーマでムルギョル巻きを作るときの参考にしてみてくださいね。

ムルギョル巻き × ショートレングス

耳掛けムルギョル巻きで、大人っぽく
耳に髪を掛けた、ショートのムルギョル巻き。 一気に大人っぽく決まるヘアスタイルです。 ヘアカラーは明るいカラーにすると、華やかな印象になります。
パーマをかけて、簡単ムルギョルスタイル
韓国風に根元からパーマをかけることで作るムルギョルスタイル。 忙しい朝でも簡単にムルギョルスタイルを仕上げることができますよ。 ふんわり動きがつくので、パーマっぽくなりすぎず可愛いスタイルです。
全体をウェーブさせることで、アンニュイな雰囲気に
全体ウェーブさせることで、アンニュイな雰囲気に仕上げたムルギョル巻き。 ショートヘアとムルギョル巻きの組み合わせは、ぐっとおしゃれになるスタイルです。 ムルギョル巻きは、華やかに仕上がるのでハイトーンとの相性も◎

ムルギョル巻き × ボブレングス

ムルギョル巻きは、レイヤーを入れて軽やかに
ムルギョル巻きは、レイヤーを入れることで軽やかにするのもおすすめ。 前髪をセンターパートにすることで、大人っぽさやクールさが演出できます。 スタイリッシュさが欲しい人にぴったり。
タンバルモリ × ムルギョル巻きで、雰囲気を出して
日本でいうおかっぱに近く、韓国風のショートヘアであるタンバルモリ。 そんなタンバルモリにはムルギョル巻きを合わせることで、おしゃれな雰囲気を出すことができます。 少し全体が重くなりがちなタンバルモリも、重すぎなくなりますよ。
色気たっぷりに仕上がるムルギョル巻き
ふわっとした雰囲気で、色気たっぷりに仕上がるムルギョル巻き。 全体を外ハネにしてからウェーブ巻きすると綺麗に仕上がります。 前髪は、シースルーバングかかきあげ前髪にするのが韓国風に演出するポイントです。

ムルギョル巻き × ミディアムレングス

ゆるく巻くことで、ガーリーな印象に
ゆるく巻くことで、ガーリーな印象に仕上がるムルギョル巻き。 シースルーバングの前髪で、抜け感を作るのが大切。 柔らかい印象にしたい人は、ヘアカラーをブラウンやベージュ系のカラーにするのがおすすめです。
上品で可愛い♡ミディアム × ムルギョル巻き
上品さが出て可愛い、ムルギョル巻き。 ミディアムくらい長さがあると、しっかりウェーブをかけることができるので可愛さがアップしますよ。 カチューシャなどのヘアアクセサリーと合わせても◎
ミックス巻きも合わせたムルギョル巻き
こちらは、ミックス巻きも合わせたムルギョル巻き。 ムルギョル巻きを今っぽくするには、毛先がポイント。 毛先の厚みをしっかり残すことで、トレンド感を抑えることができます。

ムルギョル巻き × ロングレングス

ムルギョル巻きで、立体感とツヤ感を出して
ウェーブが綺麗に揃っていることで、立体感とツヤ感が出ることが魅力なムルギョル巻き。 ロングヘアのムルギョル巻きは、ウェーブをしっかりとかけられるので華やかに仕上がります。 女性らしい印象になりたい人にぴったりです。
小顔効果も狙えるムルギョル巻き
小顔効果も狙えるのが、ムルギョル巻き。 耳の下あたりから巻いて、ヘア全体に動きが出ることで小顔に。 顔まわりの毛を調整することで、どんな顔型にも似合いやすくなります。
ムルギョル巻きは、大きめのウェーブが可愛い♡
ムルギョル巻きの特徴でもある、大きめのウェーブ。 ウェーブを大きくすることで、韓国風になりとっても可愛くなります。 ロングヘアのムルギョル巻きだと、ぐっとエレガントな印象に。

ムルギョル巻きで韓国風スタイルを楽しもう♡

韓国風の巻き髪ヘアの代表的なスタイルともいえるムルギョル巻き。 一見難しそうに思える巻き方も、何度かトライすれば綺麗にできるようになりますよ。 この記事で、ムルギョル巻きについてマスターして、トレンドの韓国風スタイルを楽しみましょう♡