ピンクブラウンってどんな色?

甘くかわいらしいピンク系カラー。
「一度は試してみたいけれど、そのままだとちょっと派手すぎるかも……」
そう思っている方も多いのではないでしょうか。

そこでぴったりなのがピンクブラウンなんです。

ピンクブラウンは、ブラウン系カラーをベースにピンクの色味を加えて作るカラー。
女性らしくキュートな色味ながらも、ブラウンベースなのでナチュラルに仕上がります。
一口にピンクブラウンといってもその色味はさまざま。
ピンクとブラウン2つの色を混ぜて作るカラーなので、2色の配合の仕方によって色味が変わります。

例えば、先に紹介したようなカタログはピンクの配合が多いもの。
ピンクの持つかわいらしさや女の子らしい印象をより強調できるカラーです。

一方、上のカタログはブラウンの配合が多い色味。
落ち着いた大人っぽい雰囲気を強調しつつ、ピンクのかわいらしさをほんのり感じるカラーに仕上がります。

ブリーチなしでもできる?ブリーチ有無で見るピンクブラウンの色味の違い

髪色を変えるときに気になるのが、ブリーチが必要かどうか。

ズバリ、ピンクブラウンはブリーチなしでも色味を楽しみやすいカラーなんです。

カラー履歴や元の髪色にもよりますが、ブリーチなしのピンクブラウンはブラウンが強めの色味になることが多いです。
光に当たるとピンクがほんのり見え、上品で落ち着きのあるかわいさを演出します。
反対に、ブリーチありのピンクブラウンはピンクの色味を強く出しやすいのが特徴。
ブリーチで髪の色素を抜くことで、狙った通りのカラーにできる可能性も高くなります。

また、透明感をより強く出せるところもブリーチありカラーの魅力。
上のカタログのように、暖色カラーのツヤと透明感の両方を楽しめるでしょう。

【トーン比較】明るめトーンのピンクブラウン4選

ここからは、トーン別のおすすめスタイルをご紹介していきます。

明るめのピンクブラウンは、そのトーンによってかわいらしい印象をもたらすのが特徴。
ピンクの華やかさが活きた、女性らしい雰囲気をまとうことができます。

トーンの高いカラーはツヤ感が出やすいため、髪のダメージが目立ちにくいメリットも。
よって髪のパサつきや乾燥が気になる方でも、明るめのピンクブラウンなら髪を綺麗に見せることができるでしょう。

15トーン以上に仕上げたい方や、ピンクの色味をしっかり出したい方はブリーチありがおすすめ!
それでは実際にカタログを見ていきましょう。
くびれロブに合わせてかわいらしく
1回ブリーチをしたベースに、ピンクブラウンをオン。 ピンクの色味をしっかり感じることができます。 合わせるスタイルは肩に差し掛かるくびれロブで、かわいらしさに振り切ったスタイルへ。
くすみをプラスして透明感と柔らかさを
こちらもブリーチ1回で作ったカラー。 暖色で透明感を叶えたい場合は、カラーにほんのりくすみをプラスすると◎ 柔らかく儚げな印象に仕上がります。 スタイリングはカラーの魅力を引き立てる、シンプルなワンカールがおすすめ。
ストレートロングで王道キュートに
王道キュートなピンクブラウンとストレートロングの組み合わせ。 ヘアカラーはピンクの配合を多めにして甘めな印象に。 サラサラかつ艶やかな仕上がりで、思わず触りたくなっちゃいます♡
ミルキーなピンクブラウンでドーリーに
こちらはブリーチを施したミルキーなピンクブラウン。 ブラウンを多めに配合したハイトーンのピンクブラウンは、控えめながらもドーリーな仕上がりに。 セットは透明感と柔らかい雰囲気に合わせてゆるっと巻くと◎

【トーン比較】暗めトーンのピンクブラウン4選

「派手なカラーにはできないけど、いつもと印象を変えたブラウンカラーにしたい!」
そんな方には、暗めトーンのピンクブラウンがおすすめ。

暗めのピンクブラウンは、ブラウンが強く出て上品な大人っぽい印象に。
光に当たると表れるほんのりとしたピンクの色味が、甘すぎないかわいさを演出してくれます♡

ここからは暗めトーンのピンクブラウンカタログを紹介していきます。
スタイルで変わる印象にもぜひ注目してみて♡
初心者さんに◎暗めピンクブラウン
暗めピンクブラウンとボブの組み合わせ。 落ち着いたカラーですが、ほんのり感じるピンクの色味で女の子らしい仕上がりに。 かわいらしいテイストがお好きなピンク系初心者さんにおすすめです。 ボブはふんわり巻いてドライセットにすることで、髪色にマッチした雰囲気に。
トーンとセットでこなれた印象に
深みあるピンクブラウンにナチュラルなくびれボブを合わせたスタイル。 しっかりピンクの色味を感じるカラーですが、トーンとセットで大人っぽくこなれた印象に。 前髪はシースルーバングをチョイスして、全体に抜け感を。
華やかに決まる韓国スタイル
顔まわりが特徴の韓国スタイルにピンクブラウンを合わせたこちら。 紫がかったピンクブラウンで、女性らしくも凛とした雰囲気に仕上がります。 存在感のある大きなカールが、華やかなスタイルに調和して◎
濃いめのピンクブラウンで甘辛MIXに
ピンクとダークブラウンを合わせてつくる濃いめのピンクブラウン。 そんな女性らしくもかっこいいカラーには、センターパートがもってこい。 甘辛MIXの絶妙なバランスのスタイルが叶います。

ピンクブラウンはどんな人に似合う?

ここまでトーン別にピンクブラウンのカタログをご紹介してきました。
ただ、「人気もあってかわいいしやってみたいけれど、自分に似合うのか不安……」と悩んでしまう方もいるのではないでしょうか。

ピンクブラウンは、一般的にブルーベースさんが得意とする色。
色味にもよりますが、ピンクブラウンは黄みが抑えられたカラーの場合が多いんです。

しかし、イエローベースさんも諦める必要はありません。
複数の色を混ぜて作るピンクブラウンは、イエベさんに合わせた色味にもできるんです。

自分のパーソナルカラーに合わせたピンクブラウンを知ることで、より似合う色を見つけやすくなるはず。
以下でさらに詳しく紹介していくので、要チェックです!

【ブルベさん向け】ピンクブラウンスタイル集

まずは、ブルベさん向けのピンクブラウンを解説していきます。

先に伝えたように、ピンクブラウンがお似合いのブルベさん。

ですが、よりブルベさんに似合わせるためには透明感や青みを感じる色味を選ぶと◎
実際にカタログを見ながら、確認してみましょう!
ラベンダーを足して透明感アップ
肌色に黄みが少なく、髪や目の色素に青みをもつブルべ夏さんは、髪色にも青みをプラスするのがベター◎ ラベンダーを足すことで黄みを抑え、透明感アップも期待できるんです。 凛とした雰囲気がお好きな方や、甘さを控えてピンクブラウンに挑戦したい方におすすめ。
柔らかい印象のピンクブラウン
こちらもブルベ夏さん向けの、紫がかったピンクブラウン。 先ほどのカタログよりもトーンが明るいため、ツヤ感を感じやすいのが特徴です。 柔らかい印象のカラーに合わせて、髪もふんわり巻くのがおすすめ。
カシスピンク × ブラウンで深みのあるカラーに
ブルベ夏さん同様青みが得意で、クールやシャープな印象のブルベ冬さん。 ブルベ夏さんよりも暗く、彩度の高い色味がよく似合います。 おすすめはこちらの、カシスピンク × ブラウンで作ったカラー。 肌色とのコントラストで、ブルベ冬さんをより魅力的にしてくれます。
暗めピンクブラウンで肌を綺麗に
原色に近いはっきりとした色味が得意なブルベ冬さん。 地毛レベルの暗髪にピンクの色味を感じる、というこちらのカラーもおすすめ。 ピンクブラウンの上品なかわいさを醸しながら、肌を綺麗に見せてくれます。

【イエベさん向け】ピンクブラウンスタイル集

続いては、イエローベースさん向けのピンクブラウンをご紹介。

肌や目の色素に黄みをもつため、カラーも黄みがあるものを得意とするイエベさん。
そんなイエベさんはヘアカラーも、黄みを感じるものやブラウンが強いものがおすすめ。
似合う色味にほんのりピンクを足すだけでも、ピンクブラウンのかわいさを楽しむことができますよ!

こちらもカタログを見ながらさらに解説していきます。
肌色に調和するコーラルピンク
春のお花畑のようなカラーがお似合いのイエベ春さん。 髪色もクリアで明るいものがおすすめです。 こちらのピンクブラウンは、コーラルピンクとブラウンを合わせたもの。 ほんのり黄みを感じるカラーが肌色に調和します。
多幸感溢れるピンクブラウン
黄みを感じるブラウンに柔らかいピンクが見え隠れするこちら。 多幸感溢れる色味はイエベ春さんとの相性ばっちり。 レイヤーを入れて動きを出したロングに合わせて、スタイルからもフレッシュな印象を引き出します。
こっくりめカラーでイエベ秋さん向けに
イエベ春さん同様黄みが得意なイエベ秋さん。 明るいカラーが得意なイエベ春さんとの違いは、暗めでこっくりとしたカラーがよく似合うところ。 カタログのように、ブラウン強めかつ深みのあるカラーがおすすめです◎
暖かみのあるピンクブラウンで大人っぽく
シックで落ち着いた印象のイエベ秋さん。 暖かみのある落ち着いたピンクブラウンカラーは、ナチュラルな大人っぽさを演出してくれて◎ こちらはストレートにセットされていますが、大きめの巻きを入れるスタイルもおすすめ! イエベ秋さんが得意とされるゴージャスな雰囲気を出すことができます。

ピンクブラウンは色落ちしたらどうなる?

色落ちについてはどんな髪色にも言えますが、暗めトーンは色持ちが長いのが特徴。
また、ブリーチをした明るめトーンは2週間程度で色落ちを感じるのが標準的です。

そして、ピンクブラウンは色落ち後も綺麗なのが嬉しいポイント。
ピンクの色味が先に抜けていくので、ブリーチありだとべージュ系の色合いに。
ブリーチなしだと赤みやオレンジがかったブラウンになります。

より色持ちさせたい場合は色を濃いめにしっかり入れてもらうのもおすすめ。
さらに、ヘアケア次第で色持ちを良く&色落ちを綺麗にできるので、そちらにも気を遣ってみてくださいね!

ピンクブラウンは、選び方次第でイメージ変幻自在!

上品なかわいさが魅力のピンクブラウン。 明るめと暗め、青みと黄みなど様々な色味を紹介してきましたが、お気に入りは見つかりましたか? 似合う × 好みを両方叶えるためには、美容師さんに相談してみるのがおすすめ◎ 理想のヘアカラーでおしゃれをもっと楽しみましょ♡

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