マッシュに挑戦するならパーマスタイルが◎その理由は?

メンズの王道ヘアスタイルであるマッシュ。
特徴的な丸いフォルムでまとまりやすく、作りこみすぎていないラフなかっこよさが魅力のスタイルです。
しかしそんなマッシュですが、高いハードルを感じて、なかなか挑戦できない方もいるのではないでしょうか。

上記でもお伝えしたように、マッシュは丸みを帯びたフォルムが特徴のスタイル。
ゆえに髪がまとまりずらいクセ毛の方は、「丸いフォルムを作るのは難しそう……」とマッシュを避ける方が多いようです。
また特徴的な見た目によって、「個性的になりすぎないか心配」「似合う顔型でなければ取り入れづらそう」という意見もあります。

そんなマッシュに対して高いハードルを感じている方に試してほしいのが、パーマを施したマッシュスタイルなんです。

理由その1:髪の悩みにアプローチしやすい

先述の通り、クセ毛が理由でマッシュに挑戦できない方は多数いらっしゃいます。
そんな方はパーマを施すことで、クセ毛をカモフラージュし、マッシュの形をキープしやすくなります。
また、髪が細くボリューム感に悩む方や頭の絶壁に悩む方にも◎
視覚的にボリュームアップし、骨格補正効果も期待できるためです。

理由その2:自分に似合うマッシュヘアが見つかりやすい

通常のマッシュはサイドにボリュームが出ることから、顔の縦の印象が強い面長さんや卵型さんに似合うと言われてます。
そのため、丸顔さんやベース型さんの中には「自身の顔型ではマッシュが似合わない」と諦めている方もいるのではないでしょうか。
しかし、そんな方々もマッシュにパーマを施すことで縦の印象を調節でき、輪郭補正効果を期待できるように。
必要な部分にボリュームを与えることができるため、どんな顔型にもバランスよく似合うんです。

理由その3:メリハリがあり、垢抜けて見えやすい

マッシュはパーマを施すことで髪に動きが加わり、視覚的にボリュームアップが叶います。
その結果、髪全体のシルエットにメリハリが生まれ、垢抜けて見えやすくなるんです。

ヘアスタイル単体で見た時の印象ももちろん大切ですが、ボリュームの出る髪型のため、体全体とのバランスを引きで確認してくださいね。

マッシュパーマスタイルのオーダーポイント

似合わせやすさや垢抜けなど、様々な面で優秀なマッシュ × パーマの組み合わせ。 ここからはそんなマッシュ × パーマをオーダーする際に大切なポイントを3つお伝えしていきます。

ポイントその1:ベースとなるマッシュスタイルをきめる

マッシュと一口に言っても、カットラインの傾斜や前髪のあしらい方でスタイルの雰囲気はがらっと異なります。
例えば、モードな雰囲気を目指す場合は髪は長めに設定し、カットラインは前下がりにすると◎
一方で爽やかな雰囲気に仕上げたい場合は、髪は短めに設定し、前髪は額の見えるシースルーバングやセンターパートを取り入れるのがおすすめです。

ポイントその2:パーマの強さや形を決める

ベースであるマッシュのデザインを決めたら、次はパーマの巻き方の種類とカールの強弱を決めていきましょう。
マッシュと組み合わせるパーマの巻き方はスパイラルパーマから波巻きパーマまで様々。

また仕上がりは巻き方の種類ではもちろん、パーマの強弱によっても左右します。
ナチュラルに仕上げたい方はパーマのカールは弱めが◎
一方、個性的に仕上げたい方は強めに取り入れるのがおすすめです。
美容師さんになりたい印象を伝え、パーマの種類と強弱を相談すると良いでしょう。

ポイントその3:カラーやカットのアクセントはお好みで

「せっかく挑戦するなら、周りと差がつくスタイルにしたい!」
そんな方は、アクセントとしてカラーにこだわってみると良いでしょう。
ダークトーンで大人っぽく仕上げてもよし、ハイトーンで軽快に仕上げてもよし。
色のイメージを活用して、目指す雰囲気に近づけてみましょう!

この際に注意しておくのが、パーマとカラーを同時に行うことによる髪へのダメージ。
カラーとパーマを同じ日に行う場合は、パーマ→ヘアカラーの順番で行うのがおすすめ。
パーマ剤でカラーが落ちてしまったり、色ムラを引き起こすことがあるためです。
カラーとパーマを別の日に行う場合も、パーマを先に行うと◎
パーマによる髪へのダメージを考慮するのであれば、1週間以上空けるのがおすすめです。

髪のダメージ具合によっては、ブリーチや同時の施術が難しい場合もあります。
自身で判断するのが難しいようであれば、美容師さんに相談すると良いでしょう。
カラー以外にも、ベースカットであるマッシュに刈り上げやレイヤーを加えて、アクセントとしても◎
もみあげや襟足を刈り上げることで、見える肌面積が広がり、清潔感を与えることができます。
また髪に動きを表現できるレイヤーは、マッシュ特有のフォルムによって感じる重さをカバーしてくれます。

こんなスタイルにしたい。おすすめマッシュパーマサンプル

マッシュ、パーマともに複数種類のある2つを掛け合わせれば、そのバリエーションはとっても豊かに。 きっとあなたにぴったりのスタイルが見つかるはずです。 ここからは、様々な組み合わせの中でも特におすすめなマッシュ × パーマスタイルを紹介していきます。

ナチュラルさと清潔感が両立した刈り上げマッシュ
もみあげと襟足をすっきり刈り上げたマッシュヘア。 そこにクセ毛風のニュアンスパーマを合わせて、髪に動きを出しています。 ナチュラルさと清潔感ある要素で構成されたスタイルは、好印象な仕上がりに。
憂いを帯びた印象の長めマッシュウルフ
マッシュウルフに波巻きツイストスパイラルパーマを施したスタイル。 髪の長さを活かした大きめのカールは、視覚的にボリュームを出し、骨格補正や小顔に見せてくれる効果があります。 前髪は目にかかるうざバングをチョイスして、憂いを帯びたような印象へ。
シースルーマッシュ × ゆるめパーマ
軽い質感に仕上がるシースルーマッシュとゆるめパーマの組み合わせ。 長さと特有の丸いフォルムにより、重たい印象になりがちなマッシュ。 しかし前髪の透け感と髪の動きにこだわることで、このような軽快なスタイルが叶います。
ワイルドに仕上がるハイウエイトマッシュ
高めの位置まで刈り上げて作るハイウエイトマッシュ。 そこに強めのツイストパーマを合わせて、ワイルドなスタイルに。 仕上げはスタイリング剤を馴染ませて、ウェットな質感に仕上げると◎ パーマの細かなカール感を強調することができます。
柔らかい質感のレイヤーマッシュ
もみあげを刈り上げたマッシュにレイヤーを入れ、柔らかく動くように設定。 そこにクセ毛風パーマを合わせて、髪にさらなるボリュームと躍動感を。 頭の絶壁に悩む方や髪が細くボリューム感に悩む方におすすめのスタイルです。
立体感と毛流れが◎こなれた印象のマッシュヘア
エッジの効いたデザインのツイストパーマは、同じくエッジの効いたハイトーンカラーと相性抜群。 そんな組み合わせは丸みを帯びたマッシュをベースにすることで、キツくなりすぎるのをカバーできます。 立体感と毛流れが強調され、こなれた印象のスタイルに。
強めスパイラルで作るクラウドマッシュ
雲のようにふんわりとしたマッシュを指す、クラウドマッシュ。 こちらはそんなクラウドマッシュのふんわり感を強めのスパイラルパーマで表現したスタイルです。 仕上げはスタイリング剤を馴染ませ、束感を意識すると完成度がぐっと底上げされます。
清潔感抜群のセンターパートマッシュ
強めのツイストスパイラルパーマを合わせたマッシュをセンターパートにアレンジ。 ボリューム感のあるスタイルは、センターパートで見える肌面積を広げ、抜け感を出すと◎ ラフなかっこよさが際立ち、清潔感も感じられます。
カルマパーマを合わせたマッシュウルフ
韓国発祥のパーマであるカルマパーマをマッシュウルフに合わせて、今っぽく決めたこちら。 分けた前髪の根本はふんわりと立ち上げると、横から見ても立体的なシルエットに。 額が見えることで生まれる清潔感と爽やかさが魅力のスタイルです。
2つのパーマで無造作に仕上げたラウンドマッシュ
ラウンドマッシュに無造作な動きを作るシャドウパーマと波巻きパーマを合わせたミックススタイル。 ゆるっとしたカールがラウンドマッシュの柔らかい印象とマッチし、統一感ある仕上がりに。 毛先はランダムに散らして、カジュアルさをプラスしています。

パーマをかけたマッシュヘアのセット方法は?

パーマでベースができているといっても、欠かせないのがヘアセット。
その際に使用するスタイリング剤ですが、ずばりパーマを施したマッシュに使用するスタイリング剤はなりたい質感で選ぶのがポイント。

ツヤ感やパーマのカールを際立たせたい場合は、ワックス、ジェル、グリースがGOOD。
一方、ナチュラルに仕上げたい場合はヘアバームやヘアオイルがおすすめです。
マッシュ × パーマの組み合わせは、収まりの良いシルエットでコテやアイロンを使わないため、セットが簡単。
先述したスタイリング剤の中から好みのものを選んで、ぜひチャレンジしてみましょう!

手順① 霧吹きなどを用意し、根元まで髪を濡らしておく

手順②ドライヤーを使い、根本を中心に乾かす

手順③8割程度乾いたら、お好みのスタイリング剤を髪の中間から毛先にかけて馴染ませる

手順④前髪と毛先をつまんで整える

手順④手櫛でシルエットを整えたら、完成!