ニュアンスパーマとは
パーマと言うと、髪に大きな動きをつけたカールの強いスタイルをイメージする人も多いのではないでしょうか? しかしこの記事で取り上げるニュアンスパーマは緩いカールで髪に動きを取り入れたスタイルなんです♡ ナチュラルだけど、どこかアンニュイな垢抜けスタイルを叶えられちゃいます。
ニュアンスパーマは特定のパーマメニューではなく、見た目にニュアンスがあるスタイルの総称なので、なりたいイメージによってオーダーの仕方は様々。 パーマによって髪に動きが出るので髪にボリュームを出したい方、乾かしスタイリング剤を揉み込むとキマるのでセットが苦手な方などにおすすめなスタイルです。
オーダー前におさえたい、ニュアンスパーマの頼み方
パーマは髪にダメージ大きく、一度かけると取れてくるまで元には戻すことができません。 失敗を避けるためにも、理想のスタイルをきちんと伝えることが重要になります。 そこでここではニュアンスパーマのオーダーのポイントを押さえていきましょう!
ポイント1:パーマのニュアンスの理想を美容師さんに伝える
冒頭で伝えたようにニュアンスパーマはスタイルの総称で、特定のメニューがあるわけではありません。 美容師さんによってニュアンスの感じ方が異なり、どんなパーマを使うのかも異なるオーダーの難しいスタイルです。 失敗を避けるためには、理想のスタイルの共有が不可欠になります! なりたいイメージがしっかり伝わるよう、サンプルとなる写真を持参するのをおすすめします◎
ポイント2:どのパーマメニューでお願いするかを決める
そもそもパーマは大きく2つに分けることができ、薬剤のみで施術する「コールドパーマ」と熱を使用する「ホットパーマ」があります。 それぞれ髪への負担や作れる形などが異なり、それらの基本情報を押さえた上で自分にはどちらが向いているのか知っておくと、美容師さんとも相談しやすくなるはずです!
ニュアンスパーマはどちらの種類でも行うことはできますが、熱を使用しないコールドパーマの方がおすすめ。 髪が濡れたときにカールが生まれ、乾くと巻きがゆるくなりふわっとした仕上がりになるという特徴があるので、ナチュラルなイメージのニュアンスパーマにぴったりです。 熱を入れないので比較的ダメージが少なく、短時間で施術できるのも嬉しいポイント♡
ポイント3:どんなカールをつけたいか決めておく
毛先にかけてゆるやかな動きをつけるニュアンスパーマは、巻き方によってカールの形を変えることができます。 カールの形でスタイルの印象も決まるので、どんな形にしたいか決めておくとより理想とのずれが起こりにくくて◎ ここでは代表的なカールの形を取り入れたスタイルを紹介します。
- Sカール:表面に入れてウェーブっぽく見せたスタイル
- 中間から毛先に表面からウェーブをかけたSカールスタイル。 全体的に動きがあるので、アクセントが出ます!
上記のポイントを押さえつつ、なりたいイメージを決めてから施術すると失敗が少なく、理想のニュアンスパーマスタイルができます! ここからはレングスやスタイル別におすすめのニュアンスパーマスタイルを紹介します。
【レングス別】参考ニュアンスパーマスタイル:ショート編
ニュアンスパーマは、メンズライクになりがちなショートスタイルに女性らしい雰囲気を出してくれます。 また長さゆえにアレンジがしにくいショートさんのアレンジの幅を広げてくれる優れもの。 いつものスタイルにアレンジを加えたい方や女性らしいショートスタイルになりたい方におすすめの、ニュアンスパーマスタイルを紹介していきます!
- 大人かわいい控えめパーマ
- パーマ感が出すぎないけど、ナチュラルにイメージチェンジができるCカールパーマスタイル。 パーマで全体的にボリュームを出すことによって、セット時間も短縮できちゃいます!
- ポイントカラーと合わせて個性的に
- ホワイト系のフェイスフレーミングにニュアンスパーマを合わせたスタイル。 前髪に強めにパーマをかけることで、オン眉風に。 この組み合わせが個性的な雰囲気を生み出してくれます。
- ハンサムショート×ウェーブパーマ
- このスタイルは全体が広がりすぎないように、表面を中心にカールをつけています。 かっこいい印象になりがちなハンサムショートもニュアンスアーマによって、女性らしいおしゃれな印象になります。
【レングス別】参考ニュアンスパーマスタイル:ボブ編
切りっぱなしボブやくびれボブなど、ショートと同じく長さがないため人と同じになりがちなボブスタイル。 そんなボブスタイルにニュアンスパーマを当てて、少し違った自分になってみませんか! そんなボブさんにおすすめしたい、ニュアンスパーマスタイルを紹介していきます。
- 透明感がいい!
- あご上ラインのショートボブに、ニュアンスパーマをかけたスタイル。顔まわりに、くせ毛のようにパーマをかけたのがポイントです! ベージュ系のハイトーンで透明感もあり、外国人のような雰囲気が出ます。
- パーマで立体感を出して
- オレンジ系のカラーのボブに、パーマをかけて立体感を出しています◎ 血色の良く見えるカラーと、くるんとしたオン眉ぎみの前髪がかわいさをよりプラスしてくれます。
- 大人っぽいウルフスタイル
- ウルフスタイルは個性的で挑戦しにくいと思っていませんか? しかし切り方によってはレイヤー風に、小顔効果も期待できちゃいます! また柔らかい雰囲気になりがちなニュアンスパーマにウルフスタイルを合わせると、大人なかわいい雰囲気にもできます。
【レングス別】参考ニュアンスパーマスタイル:ミディアム編
できるアレンジや巻き方も増えるミディアムスタイル。 同時に上手く巻けない、アレンジがマンネリ化するといった方も多いのではないでしょうか。 スタイリングの手間を省き、印象を変えることができるニュアンスパーマはミディアムさんにもおすすめ◎ ここからはミディアムのニュアンスパーマスタイルを紹介していきます。
- ちょっと強めのパーマ
- 少し強めのニュアンスパーマスタイルにしたい時は、あえてのホットパーマにするのも◎ ホットパーマは濡れた髪にムースなどを揉み込み、自然放置してもいいのでセットがより簡単です。
- ひし形シルエットを意識したくびれミディ
- 縦長の印象が強い面長さんにおすすめなのが、横幅を意識させることのできるひし形シルエット。 巻くのはコツがいるくびれミディですが、パーマだと再現性も高いので簡単にセットできちゃいます。
【レングス別】参考ニュアンスパーマスタイル:セミロング・ロング編
長さがあるからこそニュアンスパーマが映える! セミロング&ロングさんにおすすめなニュアンスパーマを紹介していきます。
- ガーリーな雰囲気に
- くるくるしたニュアンスパーマと重い前髪の組み合わせでガーリーな雰囲気に♡ 最近トレンドの重め前髪は野暮ったい印象もあるかもしれませんが、ニュアンスパーマと合わせると一気におしゃれ感が増します。
- ウエットパーマ×レイヤースタイル
- バングはワイドだがシースルーに、またレイヤーを入れて動きだしたトレンド感のあるパーマスタイルです。 大人かわいいニュアンスパーマになりたい方におすすめ。
- 毛先にニュアンスを♡
- 毛先にだけニュアンスパーマを取り入れた、ナチュラルなスタイル。 「髪のダメージが心配‥」や「パーマをかけた感を出したくない」といった方必見です! ニュアンスパーマをかけることによって、朝の準備も時短になること間違いなしです。
似合うニュアンスパーマスタイルで、好印象を手に入れて♡
ナチュラルな魅力がつまったニュアンスパーマは派手にならず、おしゃれ度を上げてくれます! この記事で紹介したニュアンスパーマの基礎知識をおさえると、理想がイメージしやすく失敗を避けられます。 理想が決まったら、自分のイメージに合うスタイルを見つけて美容院に行ってみてくださいね。