マニキュアの乾く時間ってどれくらい?

通常のマニキュアを塗った場合、乾く時間は10~15分くらい。
マニキュアの性質や環境によっても乾く速さは異なりますが、一般的な10~15分が意外と長い!
何かに触ってしまったらよれてしまうので、その間は何もできずに無駄な時間だと感じているという方も多いのでは?

1回で済むならいいけれど、2度塗り、ラメ、トップコート…...など。
何回も塗り重ねるたびに乾かさなければいけないので、少しでも短縮できたら嬉しいですよね。

そこで、できるだけ短い時間でマニキュアを乾かすための5つの裏技をご紹介。
乾く時間を短縮して、マニキュアライフを楽しみましょう!

裏ワザその1:マニキュアを冷蔵庫で冷やす

マニキュアを冷やすことで乾く時間を短縮できるんです。
この理由は、爪とマニキュアの温度差が大きくなるため。
マニキュアは、爪との温度差が大きいと蒸発が早くなる性質があることから、乾く時間を短くすることができます!

【やり方】
・使う前にマニキュアを30分くらい冷蔵庫に入れておく。


※「冷凍庫」に入れると固まってしまう場合があるのでやめておきましょう!

裏ワザその2:ドライヤーで冷風をあてる

ドライヤーで風を送るのも乾く時間の短縮に有効的。
塗った表面を、風で乾燥させつつ、表面温度を下げることで乾燥が早まります!

【やり方】
・指から15~20cm離れたところからドライヤーの冷風をあてる。


【注意点】
・温風にしない:ドライヤーで温度を下げるのが目的です。気泡も入りやすくなってしまうため、冷風で行いましょう。
・強風にしない:強い風を至近距離からあてると、乾いていない部分がヨレやすくなってしまいます。爪から離して風を送るようにしましょう!

裏ワザその3:塗った後に氷水につける

「ドライヤーをずっと持ってるのが疲れる…...」
「電気代が気になる…...」
そんな方には、表面温度を下げる別の方法としてこちらの方法がおすすめ!

【やり方】
・トップコートまですべて塗り終わったら3分放置する。
・その後に氷水(氷の無い冷たい水でもOK)に指を2~3分浸す。


指先が冷たくなってしまいますが、通常より早く乾きます。
※冷やしすぎには注意しましょう!

裏ワザその4:ベースコートを塗る

マニキュアのカラーを塗る前に塗るベースコート。
乾かす回数が増えるという理由で塗るのをサボっている方も多いのでは?

ベースコートを塗らずに直接マニキュアを塗ると、発色が悪くなってしまうことも。
その結果、ベースコートを塗るより厚塗りになっていることが多いんです!

ベースコートをきちんと塗れば、爪表面をなめらかにし、凹凸を無くすことができます。
結果、一度塗りでもキレイに塗ることができるんです。

急がば回れで、最初にしっかり下地を塗って、よりキレイに、より早く仕上げましょう♡

裏ワザその5:薄く塗る

乾くのに時間がかかる原因は「1回に塗る量が多過ぎる」からかも。

しっかりとマニキュアのボトルのフチでハケをしごいて量を調節しましょう!
薄く塗れば早く乾き、重ね塗りをしても中までしっかり乾いた状態になります。

結果仕上がりもキレイに!
ひとつひとつの作業を丁寧に行うことが時短につながりますよ◎

裏ワザ番外編:爪を温めるor冷やす

マニキュアを塗る前に「爪」の温度を上げたり下げたりすることで、マニキュアとの温度差が大きくなり、早く乾くと言われています。
先程の冷蔵庫でマニキュアを冷やすのと同じ原理です。
爪の温度とマニキュアの温度に差を出すことを意識してみましょう!

【爪を温める方法】
・ドライヤーやヒーターの温風で温める
・タオルを水に濡らしレンジで温めた「蒸しタオル」で温める。

【爪を冷やす方法】
・ドライヤーの冷風をあてる
・指を水に浸す

ぜひ試してみてくださいね!

乾く時間を時短しセルフネイルを楽しもう!

ここに挙げた方法は、普通のマニキュアを早く乾かす裏ワザたち。
より確実に早く乾かしたいなら......

・速乾性のマニキュア
・速乾剤(オイルやスプレータイプのもの)


など便利なアイテムをあらかじめ購入するのも賢い方法です◎

セルフネイルをする時は、塗った後にただ何もせず乾くのを待っていると余計に時間が長く感じてしまいます。
TVやDVD、音楽を聴くなど指を使わずに没頭できるものがあるとイライラせず時間も有効活用できますよ!
待つ時間も楽しんで、セルフネイルをするのがおすすめですよ♡

監修/髙野知実(ライター・広告ディレクター)

ネイルスクールでネイルの基礎を学び、JNA日本ネイリスト検定3級を取得。 美容やネイルに関する知識とセンスを活かし、 女性向けの広告制作や、記事の執筆など、幅広い分野で活躍中。