まとめ髪を垢抜けさせるポイントとは?
お出かけする時はもちろん、学校やオフィスなどきちんとしたい時にも重宝するまとめ髪。 短い時間でササっとアレンジできるのも魅力ですよね。 ただ、いつも同じパターンのアレンジで飽きてしまっていませんか? また急いでいるからといって雑にまとめると、いまいち垢抜けず、元気のない印象になってしまいがちですよね。 では簡単におしゃれ見えするまとめ髪とは、一体どんなアレンジヘアなのでしょうか。
ひとつは、アレンジの工程が少ないこと。
手順が単純なのが魅力ですが、そのぶん雑さが目立ち野暮ったく見えてしまうリスクがあります。
もうひとつは、ラフに仕上げること。
抜け感を出すことでこなれた雰囲気を演出するのですが、ほつれすぎると疲れて見えてしまいかねません。
これらのリスクを回避するために、ここでは簡単におしゃれ見えするまとめ髪の5つのポイントをご紹介します。
おしゃれなまとめ髪のポイント1:髪にしっかりスタイリング剤をつける
まとめ髪に限らず、ヘアアレンジをする際はスタイリング剤を馴染ませておくのがベター。
このひと手間によって、髪の毛が扱いやすくなるんです。
またパサついた質感のヘアアレンジは、疲れて見えたり、野暮ったい印象になりがち。
おしゃれに見せるためにも、スタイリング剤でウェット感をプラスしてあげるようにしましょう。
なお選ぶべきスタイリング剤は、その人の髪質やなりたい髪型によって変わります。
「どんなスタイリング剤がいいのか」については、以下の記事をチェックしてみてください◎
▼関連記事はこちら
おしゃれなまとめ髪のポイント2:抜け感アレンジをする
とくにアレンジ初心者におすすめしたいのがねじり。
イラストのようにサイドの髪をねじることで、シルエットで抜け感を出すことができます。
短時間でできるテクニックなので、忙しい人にもぴったり!
ねじりを使ったアレンジの手順については、関連記事も参考にしてみてください。
▼関連記事はこちら
おしゃれなまとめ髪のポイント3:分け目や編み目をきっちりしすぎない
分け目はジグザグに作り、三つ編みなどの編み目はゆるめに仕上げることで、こなれ感が生まれます。
コームやブラシの柄の部分を使うと、うまく髪を分けることができます◎
おしゃれなまとめ髪のポイント4:ほどよく後れ毛を残す
少なすぎたり多すぎたりすると疲れて見えてしまうので、ほどよい量を計算して残すようにしましょう。
ここで後れ毛をカールさせるひと手間を加えると、よりこなれ感がアップします!
以下の記事で、後れ毛の巻き方についてもチェックしておきましょう◎
▼関連記事はこちら
おしゃれなまとめ髪のポイント5:ほぐす
最後に髪をほぐして、抜け感を作っていきましょう。
鏡を見ながら、ふんわりさせたい部分の髪の毛を引き出します。
爪先で少しずつ髪を引き出していくと、失敗しにくいですよ!
以上、5つの垢抜けテクニックについてご紹介しました。
「アレンジの手順についても詳しく知りたい!」という方は、関連記事も参考にしてみてくださいね◎
次の項目からは、おすすめのまとめ髪スタイルをご紹介していきます。
▼関連記事はこちら
レングス別まとめ髪カタログ1:ショート・ボブ
「ショートヘアは短すぎて、まとめ髪なんてできない」と思っていませんか? 実は工夫次第で、短くてもまとめ髪アレンジを楽しむことができるんです! そんな工夫を取り入れた、ショート・ボブのまとめ髪スタイルをご紹介します。
- 結べない髪をスカーフでカバーしたアレンジ
- ショートやボブの方が髪をまとめようとすると、どうしても結べない髪が出てきてしまいがち。 そんなときはスカーフでカバーしちゃいましょう! すっきりするだけでなく、アクセントとなって華やかさをプラスしてくれます。
- 短くてもできるお団子アレンジ
- 髪が短くても、アレンジ次第でお団子ヘアが作れます! 結べない髪はピンで固定して、残った髪は後れ毛に。 きっちりまとめないからこそ、抜け感のあるスタイルになります◎
- 短くてもできるハーフアップアレンジ
- ポニーテールが難しい長さでもハーフアップなら簡単! 品のあるハーフアップは、女性らしい印象が手に入ります。 大きめのバレッタをアクセントにしても可愛いですね♡
▼関連記事はこちら
レングス別まとめ髪カタログ2:ミディアム
ある程度長さに余裕がでてきて、アレンジの幅が広がるミディアムヘア。 ショートよりバリエーションが増え、ロングよりも扱いやすい、まとめ髪アレンジを楽しみたい方にぴったりの長さです! そんなミディアムヘアを存分に楽しめるスタイルをご紹介します◎
- 低め位置でつくる簡単お団子アレンジ
- 低めの位置でつくったお団子。 ポニーテールの要領で、毛先を一緒に結ぶだけ。 毛先も飛び散らないため、綺麗にまとまるのも嬉しいポイントです! 顔周りの髪を巻いてあげると、シンプルながら垢抜けた雰囲気に◎
- トレンド感バッチリな紐アレンジ
- ポニーテールにぐるぐると紐を巻き付けたアレンジ。 簡単にできておしゃれ見えするスタイルです。 タイトに仕上がるぶん、トップの髪を引き出してふんわりさせるとGOOD!
- くるりんぱだけで作るこなれ感アレンジ
- 2回のくるりんぱを取り入れたポニーアレンジ。 くるりんぱだけで、こなれたアレンジが完成するんです! 「ひと手間プラスして、ちょっと手の込んだスタイルに見せたい」という方におすすめです◎
▼関連記事はこちら
レングス別まとめ髪カタログ3:セミロング・ロング
その長さゆえに扱いが難しくなってきて、まとめ髪が重宝するロングヘア。 せっかくなら、おしゃれに楽しみたいですよね。 そんなロングの方に向けて、気軽にできるまとめ髪スタイルをご紹介します!
- 高めのお団子ヘアアレンジ
- トップ位置でのカジュアルなお団子ヘア。 あえて崩してラフに仕上げることで、抜け感たっぷりに仕上がります。 疲れ見え防止のため、後れ毛を巻くのも忘れずに。
- スカーフ×編みおろしアレンジ
- ヘアアレンジが苦手な方は、スカーフと一緒に編みこむアレンジもおすすめ。 きっちり編み込まなくても、スカーフをあしらうことで華やかになります◎
▼関連記事はこちら
シーン別まとめ髪カタログ1:学校やオフィスで使えるフォーマルなまとめ髪
だからといって、垢抜けないまとめ髪にはしたくない……。
ならば、きちんと感があっておしゃれなまとめ髪スタイルを覚えておきましょう。
フォーマルな場に適したまとめ髪にするには、清潔感を出すことが大切。
後れ毛は少なめに、髪を巻く場合もゆるめにしておくのが無難です。
まとめる部分はコンパクトにしつつ、ところどころ髪を引き出すようにするとおしゃれ見えしますよ。
パーティーシーンの場合は、少し華やかな巻きを加えても◎
- 髪でゴムを隠した、きれいめシニヨンアレンジ
- ゴム部分に毛先を巻いたシニヨンアレンジ。 毛先もすっきりまとまるため、清潔感のある印象に。 きれいめながら、おしゃれに仕上がるアレンジです◎
- ゆるっと感が大人っぽいポニーテール
- ゆるくまとめた簡単なポニーテールスタイル。 顔まわりの髪の毛を軽く巻くことで、大人っぽくおしゃれに決まります。 シンプルなアクセサリーなどをつけても◎
- くるりんぱで作る簡単ハーフアップアレンジ
- こなれた印象のハーフアップスタイル。 手が込んで見えますが、毛先を中心に軽く巻いてから結んでくるりんぱをするだけの簡単ヘア。 上品で華やかに仕上がるので、フォーマルな場所にもぴったり◎
▼関連記事はこちら
シーン別まとめ髪カタログ2:日常でも使えるラフ系
ここでは、朝の時間がないときにも簡単にできる、手順の少ないアレンジをご紹介していきます。
フォーマルなアレンジと打って変わって、日常使いするアレンジはラフな雰囲気に見せるのがおしゃれ。
あえてザクっと髪をまとめて作ることで、こなれ感のある仕上がりになるでしょう。
- お団子ヘアでこなれ感を演出して
- ささっとできるのにおしゃれな低めの位置のお団子スタイル。 後れ毛や、結んだ際の毛束を適度に出すことでこなれ感たっぷりに仕上げています。 シルバーのヘアアクセサリーなどをつければ、大人っぽい雰囲気になりますよ。
- 簡単にできる、タイトポニーテール
- 簡単な普通の低めポニーテールに、ひと味くわえたこちらのスタイル。 ヘアゴムに髪の毛を巻き付けるだけで、ぐっとおしゃれな印象になります。 忙しい朝にぴったりのスタイルです。
- どのレングスでも決まるハーフアップ
- どのヘアスタイルでもチャレンジしやすい、ハーフアップ。 はち上を波巻きにしてボリュームを出すことで、フェミニンな印象に。 ゴム隠しでバレッタなどのヘアアクセサリーを使用すると、仕上がりますよ!
シーン別まとめ髪カタログ3:ライブなどアクティブイベント系
特別なイベントの日は、一日中おしゃれな姿で入れるよう、崩れにくくておしゃれじゃ髪型で決めたいですよね。
崩れにくいまとめ髪を選ぶなら、髪自体を編んだり、ヘアアクセで補強できるようなスタイルが◎ また普段はしない手の込んだ見た目のまとめ髪なら、気分も上がります。
ここでは、髪の崩れを気にせず思いきり楽しめる、特別なイベントにぴったりのまとめ髪をご紹介します!
- 周りと差を付けられる、お目立ちスタイル♡
- 高めのツインに、靴紐のように編んだリボンを組み合わせたアレンジ。 ツインテールの部分にも2色のリボンを取り入れることで、おしゃれ度をアップさせています。 体育祭などのイベントにぴったりな、お目立ちスタイルです。
- 大きなリボンで、ハーフアップをエレガントに♡
- コンサートから結婚式まで、あらゆるイベントで映えるハーフアップスタイル。 大きめのアンティーク調リボンが、お嬢様のような雰囲気を演出しています。 髪の毛はしっかりと巻いておくと、特別感が出ますよ。
▼関連記事はこちら
【番外編】レングス別ゴムだけまとめ髪アレンジガイド
ここまで、まとめ髪をおしゃれに見せるポイントやおすすめまとめ髪スタイルをご紹介してきました。 ただ、「慣れてなくてうまくまとめられない」、「できるだけ簡単なまとめ髪アレンジが知りたい」人も多いかもしれません。 そこで最後に、ゴムだけでできて、シーンを選ばず使えるまとめ髪アレンジのやり方を解説! 毛先が肩上になる短めレングスさん向けと長めの肩下レングスさん向けの2種類でお届けします。
肩上レングスアレンジ
普段からオイルスタイリングをする方は、いつもつける量より多めにとるのが◎
アレンジがまとまりやすくなります。
オイルは後ろ髪→前髪の順番で馴染ませましょう。
先に前髪につけてしまうとべたついてしまうので、手のひらに余った少量を馴染ませるイメージで!
右手の人差し指を出し、結び目の下(毛先部分)を下から支えるように持ち上げる
このとき、最後までくるりんぱしないようにしましょう!
髪の毛を集めるときは指使いがポイントに!
左サイドの髪は左手の親指で抑えたまま、人差し指・中指で、右サイドの髪を中央に寄せましょう。
右手の人差し指で押しこむときれいに収まりやすいですよ!
ここではシリコンゴムを使っていますが、太さはお好みでOK。
ゴムは2〜3周まわして、まとめたかみが崩れないようにしましょう。
ラフな雰囲気に見せたいときは、引き出した方がおしゃれに見えます!
フォーマルなシーンでは、きっちりとした印象にするため、あえて引き出さないのもおすすめです。
アレンジがシンプルすぎると感じる方は、ランダムにピンを指すと可愛く見えますよ!
肩下レングスアレンジ
中指で支えるというひと手間を加えることで、次の工程で髪の毛がきれいな扇状になります!
支えがないとNGイラストのように髪の毛が割れ、不格好な扇になってしまうので注意しましょう。
余った毛先を1つ目の結び目に巻き付けるように、下から上に回す
フォーマルな服装の方は、この工程をしないほうがすっきり収まります。
こなれ感&バリエーションを知って、まとめ髪をおしゃれに楽しもう
簡単なまとめ髪アレンジは、こなれ感が垢抜けのポイント。 あえてラフに仕上げるからこそ、ちょっとしたコツで仕上がりにぐんと差がつくものです。 今回ご紹介したコツをおさえたうえで、髪の長さやシーンに合わせておしゃれ見えを叶えましょう!