髪を早く伸ばすためにできることって?

一般的に髪は1ヶ月に1cm程伸びるといわれています。
たとえば、ショートヘアやショートボブの方はミディアムヘアになるまで約1年、ロングヘアになるまでは約2年必要です。

ただし、髪の伸び方には個人差があります。
年齢や性別、遺伝、体調によっても変わるため、あくまで目安として考えておきましょう。
早く髪を伸ばす方法は、大きく分けて生活習慣の見直し・ヘアケア・スカルプケアです。

これらを並行して整えることが、理想の長さへ近づくための近道。
具体的なケア方法5つについて、ここから詳しく解説していきます。

髪を早く伸ばすためにできることその1:食事を見直す

まずは、髪の材料となる栄養をしっかり届けましょう。

栄養が足りないと成長が後回しになり、伸びが遅くなるだけでなく、細く弱々しい毛になってしまいます。
過度なダイエットや偏食は、理想のロングヘアを遠ざける原因です。

意識したいのは、髪の主成分であるたんぱく質
加えて、亜鉛やビタミン類を積極的にとりましょう。

たんぱく質は肉や魚はもちろん、卵や大豆からでも補えます。
細胞の働きをサポートする亜鉛は、ナッツ類・牛乳・貝類から。
体の調子を整えるビタミンは、果物や野菜、レバーなどさまざまな食品に含まれています。

バランスの良い食事が、元気な髪を育む土台になります。

髪を早く伸ばすためにできることその2:睡眠や運動習慣を見直す

髪を早く伸ばすためには、十分な睡眠と適度な運動も必要です。

睡眠中は成長ホルモンが出て、細胞が活発になる大事な時間。
髪の成長を促すためにも質の高い睡眠が必要になるため、生活リズムを整えてしっかり睡眠を取るようにしましょう。

また、適度な運動をすることで血行が良くなり、髪を作る細胞に栄養素が行き届くようになります。
短期的な激しい運動よりも、軽い運動でも習慣化して継続することが大切です。
ウォーキングやサイクリングなどの軽めの有酸素運動を普段から取り入れるとよいでしょう。

髪を早く伸ばすためにできることその3:頭皮をほぐす

髪の成長を促すなら、適度な頭皮マッサージもおすすめです。
頭皮をほぐすことで血流が良くなり、髪が成長するために必要な栄養素が行き届きやすくなります。

頭皮マッサージを取り入れやすいタイミングは、シャンプーをするとき
指の腹で頭皮全体を心地よくもみほぐすように洗うのがポイントです。

手軽に取り入れられる方法なので、今日のお風呂時間から取り入れてみましょう。
さらに頭皮環境を整えるなら、プロの手によるヘッドスパも賢い選択です。
自分では落としきれない毛穴の汚れを一掃し、適度な指圧で頭皮をしっかりほぐせます。

月1回のサロンケアを習慣にすれば、髪の成長を妨げるベタつきや汚れもリセット。
髪によい影響を与えるだけでなく、リフレッシュ効果も期待できるので、挫折しがちな「伸ばしかけの期間」のモチベーションアップにも繋がります。

カットのついでに、まずは美容師さんに相談から始めてみてはいかがでしょうか?

髪を早く伸ばすためにできることその4:髪質にあったヘアケアをする

生えてきた髪の毛を大切に育てることも、髪を伸ばしていく上で重要なポイント。

頭皮マッサージや生活改善も大切ですが、髪質に合ったヘアケアも必須です。
直毛の方もいれば、くせ毛さんや猫っ毛さんなど髪質は人それぞれ。
シャンプーからトリートメントの選び方まで、できるだけ髪質に合わせられるのが理想的です。

「自分の髪質ってどんな感じ?」と気になる方は、まずは髪質改善が得意な美容室の診断を受けてみましょう。
きっとあなたにぴったりのアドバイスをしてくれますよ。

髪を早く伸ばすためにできることその5:切れ毛を防ぐ

これから髪を伸ばしていく上で、できれば切れ毛は避けたいもの。
切れ毛は、本来なら自然に抜け落ちるはずの髪が、途中でぷつりと切れている状態です。

本来、髪は1ヶ月に約1cm伸びますが、毛先が1cm切れてしまえば見た目の長さは変わりません。
そのため、早く伸ばすためには切れ毛の予防も大切です。

切れ毛の主な原因は、ダメージによるキューティクルが剥がれ。
内部の水分が抜けた髪は、まるで乾燥した小枝のようにぷつりと切れてしまいます。
切れ毛を防ぐには、髪にやさしい習慣を徹底しましょう

外出する際には、髪が日焼けしないように紫外線対策は必須です。
日焼け止めだけでなく、日傘や帽子で髪や頭皮をできるだけ守りましょう。

また、普段からのヘアケアも重要です。
シャンプーの際には摩擦が起きないよう、髪をゴシゴシこすらず優しく洗いましょう。
濡れたままにするとキューティクルが剥がれやすくなるため、ドライヤーでしっかり乾かすのも大切。

ただし長時間のドライヤーや高温なアイロンでのヘアセットは、髪へのダメージに繋がるので注意が必要です。
ほかにもパーマやカラーは薬剤で負担をかけるため、極力控えましょう。

髪を伸ばしていても美容院には行くべき?どう伝える?

「切ったら短くなるから」と美容院を敬遠しがちですが、きれいに早く伸ばすなら定期的なメンテナンスへ行って損はありません

美容師さんに髪を整えてもらうことは、単に短くするのではなく、伸ばしかけの期間を快適に乗り切る賢い戦略です。

大きなメリットは、毛先のダメージをリセットできること
枝毛や切れ毛になった部分は、放置すると裂けて短くなってしまいます。

毛先を1㎝ほど整えるだけで、ダメージの進行を食い止められ、結果として「きれいに伸びた状態」をキープできます。

また、髪が伸びてくるとどうしても毛量の重さが気になりがち。
髪が広がったりハネたりして扱いにくくなったときは、毛量を調節してもらいましょう。

全体のシルエットを整えることで、同じ長さでもスタイリッシュに見え、毎日のセットも楽になります。

ショートからのおすすめの伸ばし方は?

ここまで髪を伸ばす方法をいくつかご紹介してきました。 ただし、スタートする髪の長さや伸ばしている途中の経過は人それぞれ異なります。 「今の自分の長さに合わせたアドバイスがほしい」と思う方に向けて、ここからは髪型別に伸ばし方のポイントをご紹介していきます。 ベリーショートからロングヘアまで伸ばす段階に分けて解説していくので、今の自分に当てはめながらチェックしてみましょう。

ベリーショートからショートにかけての伸ばし方

画像提供:Instagram @shiiiho_raa14 https://www.instagram.com/p/CAC-Tnspl8h/

耳が見えるくらいサイドが短いベリーショートから、耳の半分が隠れる程度のショートに伸ばす場合、表面の髪をできる限り切らないようにしましょう。 ざくざく感のある髪から段を少しずつ減らしていくことで、髪が伸びてきたときに段の少ないなめらかなショートヘアに。 ショートヘアからさらに伸ばすことを検討している方は、ぜひ取り入れてみてくださいね。 おすすめは表面の髪に長さがある丸みショートや、前髪からサイドにかけて均一な長さにするマッシュヘア。 短い髪が襟足くらいまで伸びるのを待ちながら、量や全体のバランスを調整していきましょう。

おすすめカットスタイル

大人可愛くなら丸みショート
大人可愛い雰囲気がお好みなら、丸みショートがおすすめ。 伸ばし方のポイントでもある表面の髪の毛をなるべく切らないことを意識しましょう。 きれいなシルエットを保ちつつ伸ばすことができますよ。
重みが魅力のマッシュヘア
前髪が長め、もしくは厚めのショートにしている方にぴったりのマッシュヘア。 前髪から襟足まで均等に伸ばせるのが魅力です。 次の段階のボブヘアにも移行しやすいヘアスタイルです。
丸みと襟足のバランスがおしゃれなショートウルフ
トップからサイドまでの長さを揃えていく段階で悩むのが、伸びるのが比較的早い部位である襟足のあしらい方。 そこでおすすめしたいのが、ショートウルフ。 表面の髪を長めに残す丸みシルエットと長めの襟足が特徴的なスタイルです。 サイドも襟足もおしゃれかつ順調に伸ばしていくことができます。

ショートから長めショートにかけての伸ばし方

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顎ラインにかかる長めショートに伸ばすなら、前下がりになるような形を目安にすると◎ 顔まわりに長さを残すため、伸びっぱなしでシルエットが崩れた印象に見えづらく、洗練された印象をキープしやすいですよ。 また、後ろをすっきりさせることで襟足のハネや重さを防げるため、伸びてきてもシルエットが崩れにくく、扱いやすさが続きます。 きれいに伸ばすコツは、サイドの長さを確保するまで襟足をこまめに整えること。 ショートでも前下がりの形を作れるレイヤーカットや、毛先の量感を保てるボブがおすすめです。

おすすめカットスタイル

伸ばしかけの毛流れも魅力にするレイヤーカット
伸ばし方のポイントである前下がりな形を作りつつ、髪を伸ばしていけるのがレイヤーカット。 段々と増えていく毛量を調節しながらおしゃれを楽しめるスタイルです。 伸ばしかけでもまとまりやすくするため、表面の髪はカットしすぎないようにしましょう。
伸ばしっぱなしならレイヤー風大人ショートで
前髪とサイドをそのまま伸ばしていきたい方におすすめなのは、レイヤー風の大人ショート。 表面の髪をカットせずに、前髪を流すだけで完成するのが魅力です。 落ち着いた大人っぽい印象に仕上がります。
洗練された雰囲気のミニボブ
重みを残しながら伸ばしたいなら、リップラインのミニボブ。 伸ばしていくうえで意識したいサイドから毛先にかけての量感もクリアのヘアスタイルです。 おしゃれで洗練された雰囲気を演出できます。

長めショートからミディアム〜ロングにかけての伸ばし方

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顎ラインにかかる長めショートからミディアムやロングヘアにする際は、引き続き顔まわりの髪の量を保ちながら、伸ばしていきましょう。 ショートからミディアムにかけるときは、毛先が動いたり膨らみやすい時期でもあります。 そこで適任なのが、切りっぱなしボブやレイヤーボブ。 切りっぱなしボブは毛先に重さを残すので、膨らみを抑えやすいスタイルです。 一方のレイヤーボブは動きを出しやすいので、肩に当たってハネる毛先をデザインとして取り込めます。 伸ばす過程でもおしゃれな髪型を楽しむことができますよ。 ロングならではのツヤ感を楽しむため、美容室で定期的にメンテナンスしましょう。

おすすめカットスタイル

毛量を調整しやすいボブヘア
適度な重さがあり、内側の毛量を調整しやすいボブヘア。 すでにある程度の長さがあるため、広がらないように定期メンテナンスをすることできれいに髪を伸ばせます。 顔まわりのカットを工夫すれば、軽やかで明るい印象を演出できますよ。
ミディアムウルフで伸びた毛先も活かして
襟足に十分な長さがある方や、顔まわりの軽さがほしい方におすすめなのは、ミディアムウルフ。 襟足に関しては、外ハネにするだけで手軽にスタイリングできるのが魅力です。 ウルフはどの長さでもおしゃれに仕上がるため、シルエットを保ちながら引き続き伸ばしていくこともできます。
伸びかけ&重いショートはパーマで解決
ある程度伸びたショートは、ボリュームがあってもおしゃれに仕上がります。 ゆるく、ふんわりしたパーマをかけることで立体感が出るのが魅力です。 毛量が多い方、毛量を軽くすると広がりやすい方におすすめ。

伸ばしかけの髪を乗り切るヘアアレンジ見本

伸ばしかけの中途半端な長さは鬱陶しく感じやすいもの。 気になりだすと「どうしてもうまくまとまらない」「やっぱり短くしようかな」と悩みの原因に……。 そんなときは、伸ばしかけの長さを活かしたヘアアレンジをして可愛く乗り切りましょう。 ここからは簡単なのにおしゃれにキマるヘアアレンジをご紹介します。

ねじって留めるだけの簡単アレンジ
トップからサイドの長さが揃ってきたら、おすすめなのがねじりアレンジ。 後れ毛を気にすることなく、ふんわりとしたスタイルを作ることができます。 途中で長さが足りなくなったら、その位置でピンで留めれば◎
毛量をコントロールできるカチューシャアレンジ
伸ばし途中で、髪のボリュームが気になってきた方におすすめなのがカチューシャアレンジ。 おしゃれさを取り入れながら、気になるボリュームをナチュラルに抑えてくれます。 しっかり抑えたい方には太めのカチューシャがおすすめです。
お呼ばれのシーンにも活躍の編み込みアレンジ
ボブくらいの長さになったらおすすめなのが、編み込みを取り入れたアレンジ。 ある程度の長さがあるため、ゆるく大きく編み込むこともできるのが魅力です。 お呼ばれのシーンでも活躍してくれます。
ゴム1つ×ピンで簡単!ボブもOKな華やかお団子
ゴム1つとピンだけで完成する、ボブヘアでも挑戦しやすいラフなお団子アレンジです。 ゴールドピンの輝きが洗練されたアクセントをプラス。 ハネやすい伸ばしかけの髪も、無造作にまとめるだけでこなれ感たっぷりの印象に仕上がります。
シニヨンで毛先をおしゃれにカバー
毛先のダメージが気になるときは、シニヨンアレンジでうまくカバーしましょう。 低い位置でお団子を作れば大きめのお団子が作れるため、毛先をしっかり隠すことができます。 タイトに仕上げるのも素敵ですが、カタログのように顔まわりにおくれ毛を出すとおしゃれですよ。
ざっくり編み込みアレンジでこなれ感たっぷりに
おしゃれな個性を出したいなら、編み込みを取り入れるのも◎ 髪全体を後ろでまとめ、ざっくりと編み込んでいきましょう。 こめかみや耳の後ろは少し後れ毛を出すと、今っぽいルーズな仕上がりに。

髪を素敵に伸ばしてショートからロングまでずっとおしゃれに

今回は髪を早く伸ばすためのコツや、きれいに伸ばすためのポイントについて解説しました。 理想の髪型を叶えるにはテクニックだけでなく、普段の生活の見直しやこまめなメンテナンスも必要です。 髪を伸ばすことで気になることがあれば、まずは美容師さんに相談してみましょう。 伸ばしたあとだけでなく、伸ばす過程も楽しめるのがヘアスタイルの魅力。 憧れの長さに向かって、ポジティブにおしゃれを楽しんでくださいね。