教えてくれたのは…目澤沙友里さん♡

今回、失敗しない外ハネの作り方を教えてくれたのは、表参道に拠点を持つヘアサロンLONESSのスタイリスト目澤沙友里さん。Instagram @sayuri.loness

♡外ハネを失敗しないコツって?

すぐに崩れたり、カクッとした違和感のあるカールになってしまったり。そんな失敗を避けるために大事なのが「巻いていく向き」と「巻く毛束」。真横からではなく後ろにコテを向けながらに毛先を巻いていくことで、キレイな外ハネが作れるんです。また、毛束は分けたり間引いたりすると自然なカールのキープが可能。イメージだけで巻かずに、細かいコテ使いや順番を覚えて外ハネヘアを作っちゃお〜!

♡外ハネの作り方【基本編】

まずは基本編。簡単にできるシンプルな外ハネヘアの作り方を覚えてね。

BEFORE

何もしていない素髪の状態がこちら。

STEP1

サイドの髪を前と後ろの2束に分ける。髪の量が多いコは、表面と内側をさらに分けるとGOOD!

STEP2

前側に分けた毛束にコテを通し、一回転ほど外に巻いていく。毛先は後ろ側に向くように。コテの太さはロングだと32mm、短いレングスなら少し細めが◎。

STEP3

後ろ側の毛束の同様に、毛先が後ろ側に向くように一回転ほど外に巻いていく。反対サイドも同じ巻き方に。髪を上下に分けたコは、上の髪も同じように巻く。

完成!

一番シンプルな外ハネヘア。分けた毛束感がちょうど良く出て、後ろに向かって巻いたことでしっかりと外ハネ感が伝わります。毛先に動きがあるだけでちょっぴりこなれた印象に。

♡外ハネ波ウェーブの作り方【応用編】

ベーシックな外ハネが出来たら、一気に女性らしさが高まる波ウェーブを作ってみよう。

STEP1

先ほど外ハネにしたときと同じように毛束を分ける。外に巻いた部分と同じくらいの幅で上にコテを通したら、一回転弱内巻きにする。

STEP2

内巻きをしたところから同じくらいの幅で上にコテを通し、半回転外巻きにする。徐々に回転する幅を弱めることで毛先側のボリュームがUPし、Aラインのシルエットに。

STEP3

顔まわりの表面から毛束を軽く取り、ハチ上くらいから外巻き。コテを縦に持って斜め滑らせるようにしていくと巻きすぎていないふんわり感が出せる。

STEP4

顔まわりに巻いた毛束と同じくらいの幅をあけて、もう一度毛束を取り外巻きにする。

完成!

ウェーブで女性らしさをアップさせた、外ハネ波ウェーブヘア完成♡

BACK

表面を巻くことでコテでついた跡がわかりにくくなるので、より自然な動きに仕上がります。

♡外ハネ+αのヘアカタログ【アレンジ編】

甘すぎないぶんどんなアレンジでもお洒落にキマるのも外ハネヘアのいいところ♡可愛いヘアスタイルを厳選してご紹介。

外ハネボブにルーズなハーフお団子を合わせれば、脱力系アレンジの完成。
お洒落上級者のヘア小物スカーフも、外ハネとなら簡単に取り入れられる!
強めにハネさせて前髪をピンで留めれば、キュートでPOPな印象に☆
可愛くて人気のヘアピンやバレッタは、外ハネにすればより華やかに!
たまにはアップバンクと合わせて、とことんクールに攻めるのもかっこいい♪

取材・文/高橋夏実