悩める大人女性に。ヘアカラーの疑問1問1答【基礎知識編】

白髪染めとファッションカラーの違いって?

基本的には同じですが、染料のバランスが違います

ファッションカラーだと白髪って染まらないの?

染まりにくいです

特に明るいカラーだと白髪には色が少ししか入らないので、ぼかすことはできてもカバーするのは難しいです。（ジャッキーさん）

明るい色でも白髪ってしっかり染まる？

カラー剤によっては対応できるものも!

白髪染めって頭皮に良くないって本当?

白髪染めに限らずカラー剤は頭皮に良くはないです

最近は地肌に低刺激なカラー剤もあるし、根元ギリギリで染めることもできるので工夫すればダメージは十分防げます。（小谷さん）

グレーカラーってカラーバリエーションが少ないイメージ…

カラバリは増えています!さらにミックスすることも可能です

髪へのダメージが少ないヘアカラーはありますか？

ヘナなどの植物由来の染料とマニキュアがおすすめ!

植物由来成分で作られたアルカリを含まない染料であれば比較的ダメージを抑えることができます。髪の内部まで浸透せず、髪の表面だけを染めるヘアマニキュアを使うという手も！（中野さん）

カラーのダメージと年齢って関係あるの？

髪も年齢とともに衰えるので大いにあります

加齢でキューティクルやタンパク質が失われ、髪はダメージを受けやすくなるので、カラー後のヘアケアが重要に。（中野さん）

色落ちしないために注意することは?

やるべきこと

■髪の内部が緩んで色落ちするのを防ぐために40度以下のお湯で洗う ■カラー用シャンプーや髪色に合わせたシャンプーを使う ■カラー後24時間は化学反応の途中で色落ちしないようにシャンプーを控える

やってはいけないこと

■紫外線を浴びること。髪の日焼け止めや帽子でしっかりとUV対策を ■シャンプー時に「髪」を強く洗わないこと。「頭皮」を洗うイメージで ■髪を濡れたまま放置。濡れ髪はキューティクルが開いたままで色が流れやすい

ヘアカラーについて、わかりましたか？

教えてくれたのは…

中野美佳さん（ナプラ　企画開発部）

ヘアケア製品の総合メーカー「ナプラ」の広報を担当。普段からヘアケアアイテムやカラー剤に触れ、髪を知り尽くしたプロフェッショナル。

小谷英智香さん（salon dakota オーナー）

2012年にsalon dakotaをオープン。カラーの知識が豊富で技術も高く、女性の色香を引き出す大人にぴったりのスタイル提案を得意とする。

ジャッキーさん（AFLOAT D’L ヘアクリエイター）

絶妙なカラーバランスと高い技術で芸能人のファンも多い人気スタイリスト。日本はもちろん、海外からのセミナーオファーも後を絶たない。