Q1:縮毛矯正とブリーチは一緒にできる?

結論、縮毛矯正とブリーチの同時施術は可能ですが別日で行うのがベターです。
ただし、髪にかなり負担がかかるため、髪の状態によっては一緒に施術するのが難しい場合もあります

サロンの施術メニューの中でも、縮毛矯正とブリーチは髪への負荷が高め。
簡単に施術のおさらいをすると、縮毛矯正は薬剤で髪の内部の結合を切ってから、ヘアアイロンによる熱と薬剤を使って髪を真っすぐにする施術。
ブリーチはアルカリ性の薬剤でキューティクルを開き、過酸化水素を浸透させてメラニン色素を分解することで、髪を脱色する施術です。

どちらも髪のキューティクルや内部を傷めやすいため、同時施術には細心の注意を払う必要があります。
無理に同時施術をおこなうと、髪が切れたり縮れたりするため、できるだけ別日に施術するのがおすすめです。

Q2:縮毛矯正とブリーチ、適切な順番は?

縮毛矯正とブリーチの施術順に、明確なきまりはありません

理想の髪色とストレートヘアを目指すなら、縮毛矯正を先におこなうと仕上がりが良くなるでしょう。
先に縮毛矯正、その後ブリーチすると、それぞれのメニューの効果をより発揮しやすくなるためです。

ブリーチ毛への縮毛矯正は、さらに高度なスキルを求められるのも、先に縮毛矯正をおすすめする理由のひとつ。
ハイリスクな施術になるため、髪が施術の負担に耐えられない可能性もあります。

すでに髪にブリーチをしている場合は?

ブリーチした髪を縮毛矯正したい場合は、縮毛矯正専門のサロンにお願いするのがひとつの手です。
髪へのリスクが高い施術なので、一般的なサロンでは断られることも多いでしょう。
失敗を防ぐためにも、縮毛矯正のスキルが高いサロンを選ぶのが賢い選択です。

髪への負担をできるだけ抑えつつ、ブリーチ毛をストレートにするなら、髪質改善トリートメントもおすすめです。
髪質改善トリートメントはスチームや遠赤外線の熱を当てながら、トリートメント成分を髪へ浸透させて内部の結合を修復します。
そのため、ダメージによる髪のうねりや広がりが抑えられ、自然なストレートヘアをゲットできますよ!

Q3:縮毛矯正+ブリーチにかかるお値段と時間は?

こちらでは、縮毛矯正とブリーチのそれぞれのお値段と時間の目安を見ていきましょう。
お値段は地域やサロンによって異なりますが、相場は以下のとおりです。

・縮毛矯正:約15,000~20,000円

・ブリーチ:1回約6,000円

ブリーチのお値段は髪に優しい薬剤を使ったり、回数が増えたりするともう少し高くなることもあります。

また、縮毛矯正とブリーチのそれぞれにかかる時間は以下を目安にしてくださいね。

・縮毛矯正:約3時間

・ブリーチ:1回約1~2時間

縮毛矯正はブリーチ毛にする場合、通常の髪に施術するよりも高度な技術が必要になるため、時間がかかることがあります。
時間に余裕をもって、スケジュールを組むのがおすすめです。

加えて、ブリーチとカラーもおこなう場合は、カラーに1〜2時間かかることを想定しておきましょう。

Q4:施術時に気をつけることはある?

施術時に気をつけるポイントは2つです。

・施術履歴をきちんと伝える

・何を重視したいか優先順位をつける

1つ目のポイントは、施術履歴を美容師さんに伝えること。
縮毛矯正もブリーチも髪への負担が大きいため、髪の状態をよく理解したうえで施術する必要があります。
そのため、縮毛矯正またはブリーチをした場合は、忘れずに履歴を伝えましょう
施術を受けた時期やブリーチの回数を伝えればOKです◎

2つ目のポイントは、髪色orストレートのどちらを重視したいかを決めておくこと。
髪の健康を考えると、縮毛矯正とブリーチの両方をおこなうのが難しい場合も多いためです。
優先順位をつけておくと、美容師さんもあなたの希望に合ったメニューを提案しやすくなります。
施術後に「やっぱりくせを伸ばしておけばよかった」「もっと髪色にこだわればよかった」といった後悔も防げるでしょう。

Q5:施術後の髪色・髪のくせのもちはどれくらい?

ブリーチカラーの色もちは、大体1〜2週間です。
ただ、髪は縮毛矯正のダメージも受けている状態なので、色素が流出しやすく、色もちが想定より短くなることもあります。
美容師さんに相談して、色落ち過程も考えながらカラーを入れると、髪色を長く楽しめるでしょう。

縮毛矯正は半永久的にストレートが持続します。
しかし、毛先などダメージが蓄積している箇所は徐々にうねりが出る可能性もゼロではありません。
うねった毛先はカットするなど、定期的にお手入れすることで美しいスタイルを保ちやすくなりますよ!

Q6:施術後のヘアケアで気をつけることは?

ヘアケアで重要なのは、日頃のダメージを抑えることです。
髪は施術によってダメージを受けているため、ホームケアで髪を労ることできれいな状態を保ちやすくなります。

シャンプーは洗浄力が優しいものを選びましょう。
アミノ酸系の洗浄成分を使用したシャンプーは、マイルドな洗い上がりで保湿力もあります。
色もちを良くするには、カラーシャンプーを使うのもおすすめです。
色落ち後の黄ばみを抑え、美しい髪色の変化を楽しめます。

洗い流さないトリートメントやヘアマスクで、うるおいや栄養分も補給しましょう。
施術後の髪はキューティクルにダメージを受けて、栄養や水分が流れやすい状態です。
そのままにすると、髪がスカスカになってしまうため、保湿を心がけてくださいね。

自分に合った施術でおしゃれと美髪を叶えよう♡

縮毛矯正とブリーチは同時施術も可能なメニューです。 「自分の髪にはできないかも……」とあきらめるのではなく、まずはサロンで相談してみてくださいね。 とはいえ、縮毛矯正とブリーチは髪へのダメージが大きく、高度な技術が求められます。 髪の健康を守りながら、理想のヘアスタイルを叶えるにはサロン選びが大切です。 縮毛矯正とブリーチができるサロンを探して、あなたの思い描くスタイルを叶える一歩を踏み出しましょう!