縮毛矯正とは?ストレートパーマとどう違う?
専用の薬剤と高温のストレートアイロンを使って髪の毛を伸ばします。
髪のクセが強すぎてセットしにくい方や、あまり髪が傷んでいない方におすすめの施術方法です。
一方、ストレートパーマは専用の薬剤を使って髪をまっすぐにする施術のこと。
本来はパーマをかけた髪をストレートに戻す際の施術方法であり、髪のボリュームを抑えたい方や、軽いクセ毛に悩む方におすすめです。
いずれも「髪をまっすぐにする」という点では変わりがありませんが、その明らかな違いは薬剤を塗布した後に、アイロンで熱を通すかどうか。
自身の髪質を加味したうえで、各々の悩みや目的に合わせて美容師さんと相談しながら、どちらを選ぶのか決めましょう。
縮毛矯正をすることのメリット・デメリットとは?
「うねりが強かったり不自然に広がってしまったり、クセ毛が扱いづらくスタイリングがなかなか決まらない……。」 そんなお悩みから、縮毛矯正を検討している男性も多いのではないでしょうか。 ここからはそんな気になる縮毛矯正のメリットとデメリットをチェックしていきましょう。
男性の縮毛矯正のメリットとは?
うねりが気になる雨の日や湿度が高い日でもストレートヘアがキープできます。
「不自然にまっすぐになってしまうのが気になる……」なんて方は、汗で濡れやすい前髪やもみあげなど、顔周りに部分的に縮毛矯正をかけると◎
全体的にかける縮毛矯正に比べて、ナチュラルなスタイルを実現できるでしょう。
男性の縮毛矯正のデメリットとは?
その代表として挙げられるのが、施術時間と髪への負担です。
薬剤を塗布した後にストレートアイロンでまっすぐにする縮毛矯正は、ステップが多く手間もかかるメニュー。
そのため、施術時間が長く、薬剤と熱を使用するため髪に負担がかかるというデメリットがあります。
また、縮毛矯正で得られるストレートヘアは永久的なものではありません。
髪の伸びてきた部分に効果はないため、クセのない髪を持続するためには定期的に縮毛矯正をかける必要があります。
どこでかける?どの頻度でかける?よくある縮毛矯正の疑問を解消
ストレートパーマとの違いや、縮毛矯正のメリット・デメリットが分かったら、次はよくある疑問を解決! ここからは4つにわけて解説していきます。
縮毛矯正に必要な髪の長さは?
そのため髪の長さは最低でも3cm~5cmあると良いでしょう。
あまりにも短すぎたり、髪質によっては3cm以上あったとしても、つんつんと髪が立ったような仕上がりになることも。
そんな失敗を避けるべく、挑戦する際は美容師さんに理想を伝えたうえで、相談しながら進めるのがベターです。
縮毛矯正にかかる費用は?
料金は地域や美容院によっても変動しますが、全体的にかける場合は1万円~2万円程度と見積もっておくと良いでしょう。
また部分的にかける場合はそれより安くなり、1万円以下で出来る場合がほとんどです。
縮毛矯正をかける頻度は?
そのためストレートヘアの持続を考える方は、定期的に縮毛矯正をかける必要が。
このタイミングは人によって異なりますが、3か月~半年の頻度でメンテナンスを行うことで綺麗な状態を保つことが出来ます。
縮毛矯正はどこでできる?
しかし稀に縮毛矯正を行っていない美容院もあるため、事前に確認をしたうえで予約しましょう。
縮毛矯正でできるおすすめのメンズヘアスタイル
ここからは全体の縮毛矯正で出来るスタイルと部分的な縮毛矯正で出来るスタイルにわけておすすめのカタログを紹介していきます。 ストレートヘアだからこそ叶うスタイルをピックアップしたので、縮毛矯正を考えている方はぜひ参考にしてみてください。
全体の縮毛矯正で手に入るヘアスタイル
全体的な縮毛矯正で手に入るスタイルは、毛先まで真っすぐなストレート感の強いスタイルです。 直線的な質感をクセ毛の人が再現するにはヘアアイロンが欠かせませんが、同じところに毎日ヘアアイロンをかけていると髪が傷む原因になることも。 縮毛矯正をかけておくことでヘアアイロンも不要になり、セット時間もかなり短縮できます。
- スリークな毛流れが魅力のマッシュスタイル
- センターでわけた前髪とすっきりとした毛先で綺麗めなマッシュヘアに。 万人受けのストレートヘアは、センターパートとあわせることで清潔感UP。 より好印象なスタイルが完成します。
- タイトに仕上げたツーブロック
- こちらはストレートヘアでつくるツーブロック。 タイトなシルエットと刈り上げ部分が相まって、大人っぽさ感じる男らしい印象に。 フォーマル、カジュアルどちらのシーンでも活躍するスタイルです。
- 2つの要素を合わせて韓国風スタイルに
- 襟足を長めに残したスタイルとセンターパートが相まって、今っぽい韓国ヘアに。 全体的に長さのあるスタイルなので、雰囲気あるミステリアスな印象に仕上がります。 特徴のある髪型はストレートヘアと合わせることで、奇抜になりすぎるのを防ぐことが出来ますよ。
- ストレートかつウェットに決めたコンマヘア
- コンマヘアとは、記号のコンマのように前髪を内向きにカールさせたスタイルのこと。 韓国風スタイルの1つであり、今っぽい仕上がりを求める方におすすめです。 こちらはそんなコンマヘアをストレートかつウェットに仕上げたもの。 ベースの髪をしっかりストレートにしておくことで、綺麗な束感が叶います。
部分的な縮毛矯正で手に入るスタイル
メンズヘアをカッコよく仕上げるためには、高さやボリューム感のあるトップがポイント。 顔周りに部分的に縮毛矯正をかけることで、トップの空気感はそのままに、メリハリのあるヘアスタイルを作ることができます。
縮毛矯正で実現!おすすめのメンズヘアスタイル集
- クセを活かしてナチュラルに
- こちらは前髪のみをストレートにし、後ろ髪は本来のクセを活かしたナチュラルだけれどメリハリのあるスタイル。 部位を特定して縮毛矯正を行うことで、不自然にまっすぐになるのを防ぎます。 湿気の多い季節や、「ある部分だけクセが強い」なんて方は思い切って縮毛矯正に挑戦してみては?
- 自然なボリュームを出した親しみやすいショートヘア
- 顔周りはしっかりとストレートに、トップや後頭部は自然にボリュームを残したスタイル。 縮毛矯正で髪をまっすぐにしておくことで、毛流れの美しいスタイルが叶います。 前髪はふわっとかきあげて、額を見せることで雰囲気が明るくなり、より好印象に。
- 後頭部にボリュームが欲しい方はこれ!
- マッシュベースのツーブロックにバランス良くレイヤーを入れたスタイル。 前髪とサイドはストレートに、トップにはふんわりボリュームをもたせることでバランスの取れたシルエットに。 表面にはレイヤーを入れることで、髪に程よい遊びが生まれ、立体的な仕上がりになります。
- サイドを引き締めて大人っぽいシルエットに
- こちらはサイドのみをストレートに仕上げ、前髪と後頭部にはボリュームを残したスタイル。 サイドが引き締まることで、縦の印象が強くなり、知的で大人っぽい雰囲気に。 センターパートやかき上げスタイルがお好きな方は、前髪をストレートにしすぎないことで、根元がふんわりと立ち上がりやすくなります。
縮毛矯正でなりたいヘアスタイルを実現してみませんか?
縮毛矯正のメリットやデメリット、おすすめのヘアスタイルなどをここまでお伝えしてきました。 「自分の髪でもナチュラルなストレートヘアにできるか」 「クセ毛の良さも活かして部分的に縮毛矯正をかけてみたい」 そんな縮毛矯正にまつわる疑問や要望は、ぜひ美容院で一度相談してみてください。 不安や気になるポイントはカウンセリングでしっかりと解消して、理想のヘアスタイルを目指していきましょう。