どのくらいの長さなら耳かけできる?

耳かけボブにするためには、耳にかけられるだけの髪の長さが必要になってきますよね。
おおよそ、耳前の髪が耳の縦の長さの1.5~2倍の長さでないと耳にかかりにくいと言われています。

ただそれより短くても、スタイリング剤などを使ってまとめることは可能です!
その方法については後ほど紹介するので、ぜひチェックしてみてください◎

耳かけボブが似合う人はこんな人!

耳にかけるだけで、いつものボブを抜け感をプラスしてくれる耳かけボブ。 一方でフェイスラインがあらわになるため、「耳かけしたいけど、顔をしっかり見せるスタイルは似合わないかも……」と思っている方もいらっしゃるのでは? そんな方も大丈夫。 耳かけボブは、ポイントをおさえることでどんな人にも似合わせられるんです! ここからは、顔型別に似合う耳かけボブを紹介していきます。 自分の顔型と照らし合わせながら、似合うスタイルを見つけてみてくださいね◎

その1:丸顔さん向け耳かけボブスタイル

丸みのある頬や顎が特徴の丸顔さんは、柔らかく可愛らしい印象が魅力。 しかし、顔が必要以上に丸く見えてしまったり、幼く見られたりとお悩みの方も少なくありません。 そんな丸顔さんは、縦のラインを強調したスタイルがおすすめ! 耳にかけるとスッキリとした印象になり、大人っぽさも演出できますよ◎

ストレート×シースルーバング
サイドのボリュームを抑えたストレートヘアとシースルーバングで縦のラインを意識したボブに。 表情が分かりやすくなるオン眉前髪は、明るい印象にしたい人におすすめです! 耳かけスタイルにすることで、より顔周りがスッキリとして明るくなります◎
大人っぽいショートボブ
立ち上げた前髪とふんわりさせたトップが、縦の印象を強調して小顔に。 長めのサイドバングで気になる輪郭もカバーしながら、耳かけで抜け感を演出!

その2:面長さん向け耳かけボブスタイル

顔の縦幅が長い面長さんは、縦長感を緩和するのが似合わせのカギ。 横のボリュームをプラスしたり、前髪で縦幅をカバーするスタイルがおすすめです。 耳かけすることで、重めスタイルもスッキリした印象にできますよ◎

ひし形シルエットで小顔効果
ひし形シルエットに仕上げたショートボブ。 サイドにボリュームが出せるため、面長さんの縦の印象を緩和してくれます。 前髪の幅も広めにするとさらに効果アップ! 片方の髪を耳にかけて、王道スタイルにこなれ感をプラスして◎
ワイドバングぱっつんボブ
前髪を広めに作ったワイドバングは横に印象を強めるため、面長さんにピッタリ。 さらにぱっつんにすれば、横ラインがはっきりして縦長感解消に! 耳かけすることで、重めの前髪でもスッキリとした印象になります◎

その3:ベース顔さん向け耳かけボブスタイル

骨格がしっかりしているベース顔さん。 全体的に角ばった輪郭が特徴のため、エラが目立つのが気になってしまうことも……。 サイドのボリュームを抑えて縦感を強調できる耳かけボブは、そんなベース顔さんにとって小顔効果をもたらしてくれるスタイルなんです◎ 顔周りの髪でフェイスラインをカバーすると、気になる骨格の印象をより和らげることができますよ。

前髪なし×耳かけで縦感を強調
丸みのあるシンプルなボブスタイル。 耳かけしてサイドのボリュームをおさえつつ、前髪なしで縦の印象を強調しています。 顔周りの髪で頬骨やエラもしっかりカバーすると◎
前下がりボブでクールに
クールでかっこいい印象が魅力の、前下がりの耳かけショートボブ。 その雰囲気を引き立てる前髪なしのスタイルは、縦長感を演出して小顔見えも叶えてくれます! 顔周りの髪を多めにとり、気になるフェイスラインをしっかりカバーするのもポイントです◎

耳かけボブ悩みあるある①落ちてくることに困る人へ

耳前の髪の長さが短かったり、毛量が多かったり、直毛でさらさらしていたり…… 上記のような方は、「耳にかけてもすぐに落ちてきてしまう」といったお悩みをもつことも少なくありません。 実はその悩み、スタイリングで対処できる方法があるんです! ここでは、スタイリング剤とヘアピンを使った2種類の耳かけボブの作り方をご紹介します。

スタイリング剤でまとめる方法

手順①ヘアワックスとヘアオイルを1:1の量で手の平にとり、混ぜるように馴染ませる
手順②両サイドの耳前、耳まわり髪の毛に手櫛を通し、スタイリング剤を馴染ませる
手順③耳前の髪を図のようにすべて耳にかける

手順④後れ毛になるよう、こめかみ部分の髪の毛(サイドバング)をおろし、完成

ピンなどでとめる方法

手順①耳前の髪を耳にかけ、ピンで固定する
手順②耳周りから耳後ろの髪を、ピンが隠れるように被せて完成

耳かけボブ悩みあるある②耳かけスタイルが上手く決まらない人へ

耳かけスタイルは、もともとサイドにあった髪に、かけた髪が被さる形になります。 そのためその部分だけぼこっとして、なんだか違和感がでてしまう……というのもありがちな悩み。 そんな方におすすめしたいのが、自然なシルエットのまま耳かけスタイルができるアレンジ。 ここでは、その方法についてご紹介します! このアレンジ、「耳かけしても落ちない」という嬉しい魅力ももれなくついてくるので、髪が落ちやすい人も要チェックです◎

耳かけアレンジ方法

手順①図のように、耳前の髪を全て分けとる
手順②ハードワックスを指にとり、耳前の髪の毛に馴染ませる

ワックスを馴染ませた髪を頭の形に沿うように、後頭部に向かってコームを通す
手順③とかした髪を後頭部に向かって引っ張り、耳後ろでそのまま縛る
耳後ろで縛ることで、髪が浮いてこなくなります!
手順④縛った髪の結び元を2つに割り、毛先をくるりんぱする
くるりんぱした髪は緩まないように固く縛りましょう。
手順⑤縛った部分を隠すように、後髪をかぶせて完成!

前髪ありなし別耳かけボブスタイル紹介

最後は前髪ありなし別に、耳かけボブスタイルをそれぞれご紹介します! 毛先が顎までの長さのショートボブ、顎下~肩までのミディアムボブに分けてピックアップしたので、自分のやりたい長さに合わせてチェックしてくださいね。

ショートボブ

耳かけでインナーカラーをチラ見せ
ぱつっと切り揃えられた毛先がかわいいミニボブ。 耳かけするとチラッと見えるインナーカラーがアクセントになっておしゃれ! トレンド感のある今っぽスタイルです◎
ひし形シルエットにみせるボブ
横から見ても綺麗でかわいいショートボブヘア。 耳かけとセンターパートで抜け感もしっかり演出◎ 前髪を分け、全体はゆるめの波ウェーブにすることで、ふんわりとした雰囲気に仕上がっています。

ミディアムボブ

個性的な姫カット風ワンレンボブ
こちらは、姫カット風にぱつっと切った顔周りのデザインがポイント。 元々のワンレンボブに加えて、耳かけすることでウルフっぽく楽しむこともできます◎ 個性派でモード感が好きな人におすすめのスタイルです!
こなれ感のある切りっぱなしボブ
ワンカールした前髪がニュアンスたっぷりな、センターパートの切りっぱなしボブ。 小さめの外はねはオイルでスタイリングすればウェット感が出て、抜け感のあるボブスタイルに。 さりげなく耳かけすると、よりこなれ感がアップしますよ◎

耳かけボブで、愛されスタイルを実現して

いつものスタイルに、簡単に抜け感をプラスできちゃう耳かけボブ。 「耳にかけてもすぐ落ちる」「なんだかうまく決まらない」という方も、似合わせポイントや対処法を知っておけば大丈夫! この記事を読んだあなたも、自分のイメージにぴったりの耳かけボブスタイルに挑戦してみては?