40代に似合う“今っぽい”ウルフカットとは?

丸みのあるトップと長い襟足が個性的なウルフカット。
1990年代に流行したことから、若い頃に流行った髪型という印象が強い方も多いのではないでしょうか?

当時のウルフカットは、レイヤーカットをたっぷり入れているのが特徴です。
髪の上部はショートカットのように短く、襟足は長く伸ばし透けるように薄くしています。
現在、ウルフカットは人気が再燃しており形も豊富です。
レイヤーの入れ方によって、シルエットが変えられることから、あなたに似合うスタイルが見つけやすいのが魅力。
おしゃれが多様化する現代のニーズに合致するスタイルと言えるでしょう。

そのため、大人世代にもウルフカットはぜひ挑戦してほしいスタイルのひとつ

特におすすめなのが、ネオウルフソフトウルフと呼ばれるスタイルです。
1990年代のウルフカットのように、髪の上部と下部の長さに極端な差をつけず、ナチュラルに仕上げます
頭の形がきれいに見えるため、フェイスラインを引き締め、若見えを狙えますよ!

40代にウルフカットをおすすめしたい理由

ウルフカットは若見えのポイントを押さえていることから、トレンドに敏感な大人世代から人気を集めています。
大人向けの髪型のポイントは、ボリュームが出やすく重心が高いスタイルであること。
年齢を重ねると気になりやすい、ボリューム感の低下をカバーして、すこやかでイキイキとした印象をゲットできるためです。

襟足がすっきりしているウルフカットは、まさに重心が高いスタイルに当てはまります。
トップはふんわりと丸みを出すため、ボリュームが出やすいのもポイントです。

40代でウルフカットに挑戦。オーダー前に解決したいQ&A

ここでは、ウルフカットにする前に知っておきたいポイントをQ&A形式で解説します。 「ウルフカットにしたけれど、何だか古臭いスタイルになってしまった……」といった失敗を避け、トレンド感あふれる垢抜けウルフカットを完成させてくださいね。

Q1:どんな髪型からだとウルフカットにしやすい?

ウルフカットは段を作る必要があるため、ある程度の長さが必要です。
ミディアム~ロングの長さだと、どんなウルフカットにも挑戦できるでしょう。

なお、髪が短めの場合でもボブならウルフカットが可能です。
ボブは表面の髪が長く、一定の長さで切り揃えられています。
そのため、短めのレングスでもウルフカット特有の段差を作れることがあります。

髪が短いからとウルフカットをあきらめず、まずは美容師さんに相談して、挑戦できるスタイルを探してみましょう!

Q2:40代に似合うウルフカットのポイントは?

大人に似合うウルフカットは、レイヤーカットの入れ方がポイントです。

レイヤーカットは入れすぎないのが鉄則
髪を軽くしすぎてしまうと、1990年代風のスタイルになりやすく、トレンド感に欠けた仕上がりになってしまいます。
レイヤーカットは控えめを意識して、髪の上部は長めに残し、襟足に自然なくびれを作りましょう

また、大人世代は顔周りにレイヤーカットを入れるのもおすすめです。
顔周りの髪に動きを出すことで、小顔効果が期待できます。
気になり始めたフェイスラインのたるみも、自然にカバーできるでしょう。

Q3:ウルフカットのスタイリングはどうすればいい?

丸みとくびれのある、特徴的なシルエットを活かすスタイリングを意識しましょう。
トップはふんわりと、襟足はキュッとタイトに仕上げるのがおすすめです。

まずは髪の根元にドライヤーの温風やヘアアイロンを通し、ふんわりと立ち上げます。
次に襟足をヘアアイロンで軽く外ハネにし、くびれを作って、シルエットの土台を完成させましょう。

仕上げにスタイリング剤を髪になじませます。
スタイリング剤は、シルエットが保ちやすいワックスやバームがぴったり
毛先を中心になじませて、動きやツヤを出すようにすると、ナチュラルに仕上がります。

40代向けウルフカットのオーダーサンプル10選

ここからは、40代におすすめのウルフカット10選をご紹介します。 気になるスタイルを見つけて、オーダー時にぜひ役立ててくださいね。

コンパクトなナチュラルショートウルフ
マッシュのような丸みと適度な重みを残したウルフスタイルです。 襟足を軽くしすぎないことで、ナチュラルでトレンド感のある仕上がりになります。 カラーも上を明るめ、下を暗めにしてメリハリを演出。 ウルフカットとの相性も良く、グッとおしゃれに見せてくれますよ。
パーマで可愛らしさをプラス
ショートウルフにパーマをかけて、立体感と可愛らしさをプラスしています。 クールな印象の強いウルフカットですが、パーマを合わせることで、柔らかで上品な印象を演出できます。 スタイリングも簡単なので、朝の支度をできるだけ楽にしたい方は必見のスタイルです!
明るめカラーでデザイン性を高めて
エネルギッシュな色使いが印象深いショートウルフです。 カラーはゴールドベージュを使い、毛先が明るくなるようなデザインに仕上げています。 個性的なシルエットのウルフカットは、明るめカラーとも好相性。 手軽にイメチェンしたい方におすすめのスタイルです。
ナチュラル可愛いボブウルフ
外ハネスタイリングで仕上げたボブウルフです。 適度な軽さを束感を残すようにカットしているため、今っぽい垢抜けスタイルに。 スタイリングは毛流れを活かすようにウェットに仕上げると、おしゃれ見えが叶います。
インナーカラーでさり気なくおしゃれに
柔らかな質感のウルフボブにインナーカラーを入れて、さり気ないアクセントをプラスしています。 ナチュラルな色合いのインナーと柔らかなウルフとの相性が良く、軽やかな仕上がりに。 ボブから伸ばしかけの方のニュアンスチェンジにも、おすすめのスタイルです。
上品&色っぽいミディアムウルフ
ラフな仕上がりがおしゃれなミディアムウルフです。 顔周りはふんわり丸く、顎下にくびれが出るように仕上げて、小顔見せを叶えてくれます。 前髪は、長めのシースルーバングで色気をプラス。 大人の垢抜けを叶えてくれるスタイルです。
フェイスフレーミングで顔周りを華やかに
顔周りにナチュラルなピンクカラーを入れたウルフヘアです。 フェイスフレーミングは、顔周りにベースとは異なる色を入れる、ヘアカラーデザインの一種。 個性的なおしゃれを楽しめるだけでなく、顔周りを明るくして、髪全体を立体的に見せてくれます。 少し思い切った髪型に挑戦したい方におすすめです◎
ハイライトたっぷりの透け感ウルフ
ウルフヘアに、ベージュカラーのハイライトをたっぷり入れています。 細やかに入れたハイライトは、白髪カバーにも効果的です。 毛先にワンカールの動きをつけて立体感を出すと、洗練された仕上がりになりますよ!
ロングウルフにはパーマを合わせて
ベースは重めに、顔周りはレイヤーで軽やかに仕上げたロングウルフ。 髪全体に無造作なパーマを当てることで、グッとおしゃれに仕上がります。 自然なボリューム感を出してくれるので、大人世代によく似合うスタイルです。
ウルフ風スタイルで美人見え
顔周りにレイヤーを入れて丸みを出すことで、ウルフっぽい形に仕上げています。 自然な仕上がりなので、ウルフヘアにしたいけど失敗したくない方におすすめです◎ 毛先もゆるやかな動きを出して、ラフに仕上げると余裕のある大人スタイルが完成します。

ウルフの次にするならこんな髪型に。

ウルフカットを存分に楽しんだら、次はどんな髪型にしようか迷う方も多いのではないでしょうか?

カットする場合は、思い切ってショートヘアにするのがおすすめです。
顔周りのレイヤーはそのまま活かしながら、雰囲気チェンジできますよ!

また、ショートヘアは40代によく似合うスタイルです。
ボリューム感を出したり、フェイスラインをきれいに見せたり、若見えを叶えてくれます。
種類も豊富なので、キュートからクールまでお好みのスタイルに出会えるでしょう。
できるだけ髪を伸ばしたい場合も、毛先を切り揃えてメンテナンスするのが吉
上の写真のようなボブにすることで、髪を伸ばしても形が崩れにくく、きれいなロングヘアに近づきます。

40代の今こそウルフカットに再チャレンジ!

1990年代に流行したウルフカットは、今こそ取り入れてほしい大人にぴったりのスタイルです。 ただ挑戦する際は、レイヤーカットを控えめにすることがポイント。 ナチュラルで美しく仕上がる、ネオウルフやソフトウルフを意識してみてくださいね。 柔らかな丸みと美しいくびれで、上品で小顔見えを叶えるスタイルが完成します。 ウルフカットで、トレンド感のある垢抜けスタイルを手に入れましょう!