睡眠不足には目の疲れが関係していた…!?
まずは、あなたの目のお疲れ度をチェック!
10項目をチェックして、5個以上思いあたるようなら要注意。あなたの目はだいぶ疲れていて、睡眠に悪影響を与えているかも!
目の疲れが睡眠を阻害するのはなぜ?
①目周りの筋肉の緊張や血行不良で自律神経が乱れる
デジタルデバイスを近距離で凝視していると、目周りの筋肉は絶えず緊張状態。また、悪姿勢に なりがちなので首や肩がこり、血行不良を招きます。 すると、目の疲労が蓄積されるだけでなく、自律神経のバランスが乱れて不眠や日中の眠気、 だるさを引き起こします。つまり、目の疲れは睡眠への悪影響につながってしまうんです!
交感神経のスイッチがオンのままに
自律神経には、以下の2つがあります。 ・日中や活動中に働く交感神経 ・夜間やリラックス中に働く副交感神経 目を酷使する状態が長く続くと、交感神経のスイッチが入りっぱなしに…。 その結果、就寝時間になっても緊張や興奮状態が続いて目が冴えてしまうのです。
自律神経の切り替えができないと、夜も目が冴える
- 自律神経は全身のあらゆるところに分布。切り替えがうまくいかずに交感神経優位が続くと、筋肉の強張りや血行不良が起きてしまいます。
②光を見続ける生活がメラトニンを抑制させる
スマホやパソコンなどが発するブルーライトには、睡眠を促すホルモン「メラトニン」を抑制する作用があります。この光を長時間見つめ続けることで、夜になると自然に眠くなる本来の体のリズムが乱れ、寝つきの悪さや睡眠不足の原因になるのです。
解決するには…
目を休めてリラックスモードに
就寝前2時間はなるべくスマホやパソコンを使用しないか、ブルーライトカット眼鏡などで目に入る光の刺激を軽減しましょう。目元や体を温めてリラックスし、血行をよくすることも重要。副交感神経のスイッチがオンになり、快眠につながりますよ!
ヘッドスパで血流UPして、「お疲れ目」を解消
頭のツボや筋肉を熟知したプロがもみほぐすことで、こりや血行不良を効率よく解消。人の手で触れられることによる癒やし効果もあり!
ドライヘッドスパでは、頭も首もくまなく、 ツボ押しで徹底ケアできる!
頭部に集中するツボをしっかり刺激する指圧のような施術で、徹底的にほぐしたい人に◎
- ①首には眼精疲労や頭皮の血流の改善に関わるツボがあるので、指の腹でゆっくりプッシュして刺激。目の疲れや首こりの緩和に効果的。
- ②疲れやストレス、緊張などで強張ってしまった側頭筋や前頭筋をもみほぐす。筋肉がほぐれることで、滞っていた血流がスムーズに。
ヘッドスパ では、頭皮も気分もすっきり!髪までサラツヤになれちゃう。
頭部を包み込むようにもみほぐす施術でリラックスしながら、頭皮や髪もリフレッシュ!
- ①シャンプーで汚れを落としてから、炭酸泡を使ってもみほぐしスタート。生え際から頭頂部へ向かって引き上げるようにほぐしていく。
- ②こめかみ付近や後頭部の筋肉もよくもみほぐす。目の疲れが和らぎ、ヘッドスパ後は、視界 がクリアになるようなすっきり感を実感!
日頃の疲れ目対策で快眠をサポートしよう
日常生活の中でできるセルフケアで自律神経のバランスを整えたり、目元の疲れをほぐしたりすることも大切。心地よく眠れるよう、コツコツ続けて!
①全身の血流アップで自律神経の乱れを防ぐ
深呼吸やストレッチで心身をゆるめることや、正しい姿勢で全身の血流をよくすることで自律神経の乱れを防ぎましょう。
朝起きたら、深呼吸&背伸び&上半身ストレッチ
- 両手を組んで真上に伸ばし、大きく深呼吸と背伸びをする。さらに、バンザイの状態で頭を前後にゆっくり倒して首や肩をストレッチ。
仕事中はパソコンの距離と座る姿勢に気をつける
- 顔とパソコンモニターは40㎝以上離す。ひじは90度以上で、腰とひざの関節は約90度になるように座り、足の裏全体を床につける。
背筋を伸ばした姿勢で歩き腸腰筋を動かす
- 背筋を伸ばし、お腹から足が伸びているイメージで歩く。上半身と下半身をつなぐ腸腰筋を使うと、全身の血流がアップ。目元の血行も良くなる。
②目元のツボ押しでこりや疲れをオフ
入浴中や就寝前に目元のツボを刺激。筋肉をほぐし、血行を促します。強く押しすぎはNG。
目頭近くの「清明(せいめい)」を両親指で押し上げる
- 目頭の少し上と鼻の間にあるくぼみに両手の親指をあて、気持ちよい程度の強さで押し上げる。眼精疲労や充血、ドライアイの解消に効果的。
目尻外の「瞳子髎(どうしりょう)」を両中指で軽くプッシュ
- 目尻から指1本分耳側へずらしたところに中指をあてて、軽く圧迫。目周りの筋肉がほぐれ、眼精疲労や目の奥の痛み、目の疲れによる頭痛を和らげます。
後頭部の「風池(ふうち)」を両親指でゆっくり指圧
- 後頭部中央のくぼみと耳の下を結んだ中間点を、両手の親指で押す。残りの指の腹で頭部を指圧しながら行ってもOK。寝つきの悪さの解消に◎
教えてくれたのは… 医学博士 林田康隆さん 「Y’sサイエンスクリニック広尾」院長。眼科領域や再生医療のスペシャリスト。メディア出演や著書も多数。
詳しい内容は、HOT PEPPER、HOT PEPPER Beauty2020年9月号【2020年8月28日(金)発行号】にてご覧ください♪
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