ホワイトの髪色ってどんな色?
ホワイトカラーとはその名の通り、外国人のような透明感ある白いブロンドを意味します。 しかしブロンドだけというわけではなく、後に紹介するようにアッシュやグレージュを組み合わせたスタイルも。 真っ白なカラーがベースとなり絶妙なカラーもはっきりと発色するため、淡い色味を思いっきり楽しむことが出来ます。
ホワイトカラーの魅力といったら、なんといってもハイトーン特有の透明感。 真っ白なカラーがベースにあるからこそ叶えられるミルキーで淡い色味は、多くの人の目を惹くこと間違いなしです。 そんなホワイトカラーはハイトーンカラーをふんわりと淡く楽しみたい方におすすめの色味。 ブリーチだけに比べて黄みを抑えることが出来るので、派手髪に挑戦しつつ透明感も手に入れることが可能です。
ホワイト系ヘアカラーにブリーチは必要?
日本人の多くは綺麗な黒髪ですが、ハイトーンカラーに挑戦する場合黒髪特有の色素が逆手となり障害となることも……。 そのため真っ白なホワイトカラーを取り入れるためには、元の髪色にある色素をブリーチで抜く必要があります。 目指す白のトーンや元の髪色のトーンにもよりますが、最低2回から3回のブリーチが目安となってきます。
しかし「2回から3回のブリーチで髪へのダメージが心配」なんて方も多いはず。 そんなブリーチ回数が多く髪へのダメージが気になる方は、ヘアケア成分が入ったケアブリーチ剤で色を抜いてもらうと◎ それでもやはりまったく髪にダメージを与えないとはいきませんが、ある程度まで軽減することは可能なんです。
ブリーチだけではホワイトカラーは作れない!
ここまで紹介してきたホワイトカラーですが、実はブリーチだけでは作ることができないんです。 ブリーチの目的は髪のメラニン色素を抜くことであり、回数を重ねた場合でも若干黄色い色素が残ってしまうことがあります。
そこで黄みを取り消し真っ白にするためには、ブリーチ後に紫系のカラーを重ねるのが一般的。 しかしどんなホワイトカラーにしたいかで、入れるべき色が異なってきます。 ここからはホワイト系の髪色の種類について、カタログと一緒に解説していきます。
ホワイト系ヘアカラー 1:ホワイトアッシュ
ここ数年人気を集め続けているアッシュ。 透明感に加え、抜け感も手に入る万能カラーは、外国人風に仕上がりおしゃれ度の高いカラーでもあるんです。 ここからはそんなアッシュが加わった、ホワイトアッシュのお手本カタログを紹介していきます。
ホワイトアッシュ×ショート・ボブ
- 耳かけショートで綺麗めに
- スッキリとした印象のショートヘアとホワイトアッシュは相性抜群。 ボーイッシュなイメージのあるショートヘアですが、耳かけとホワイトアッシュで綺麗めに仕上げる事が出来ます。
ホワイトアッシュ×ミディアム
ホワイトアッシュ×ロング
- 影を利用して外国人風スタイルに
- シャドウルーツとは明るく染めた髪の根元に暗いカラーを入れ、影のように見せるもの。 そんなシャドウルーツを取り入れれば、外国人の髪ようにナチュラルにホワイトアッシュを楽しめます。
ホワイト系ヘアカラー 2:ホワイトベージュ
ここ数年根強い人気を集めるベージュ。 ブラウンとも違う柔らかな色味は優しい雰囲気を与えてくれます。 そんなベージュは肌なじみに重点を置きながらも、ハイトーンに挑戦したい方におすすめのカラーなんです。 ここからはホワイトベージュのお手本カタログを紹介していきます。
ホワイトベージュ×ショート・ボブ
- ぷつっと感が今っぽい
- こちらはホワイトベージュに切りっぱなしボブを合わせたスタイル。 ハイトーンカラーの中でも肌なじみのよいベージュを組み合わせているため、奇抜になりすぎることもありません。
ホワイトベージュ×ミディアム
- ホワイト感を強めに出すのも◎
- こちらはホワイトベージュの中でもホワイト感の強いカラー。 より透明感が引き立ち、神秘的な印象になります。
ホワイトベージュ×ロング
- 髪をゆるっと巻いてガーリーに
- ホワイトベージュというヘアカラー自体に存在感があるためストレートでももちろん◎ しかし、そこに加えて髪をゆるっとウェーブ状に巻いてあげればワンランク上のガーリーな仕上がりに。
ホワイト系ヘアカラー 3:ホワイトグレージュ
ベージュの暖かい柔らかさと、グレーのクールな透明感をいいとこどりしたグレージュ。 その絶妙な色味はホワイトをベースにすることではっきりと発色し、そのままの色を楽しむことが出来ます。 ここからはそんなホワイトグレージュのお手本カタログを紹介していきます。
ホワイトグレージュ×ショート・ボブ
- 丸みショートで大人可愛く
- ボーイッシュなイメージのショートヘアも後頭部にボリュームを出して丸みを持たせれば、大人可愛いショートに大変身。 そこに透明感カラーを合わせて、今っぽさも忘れずに。
ホワイトグレージュ×ミディアム
- グレージュは髪を柔らかく魅せる効果も◎
- ベージュとグレーのいいとこ取りカラーであるグレージュは髪を柔らかく魅せる効果も。 また、ホワイトと掛け合わせているためグレージュ特有の青みをしっかりと表現することが可能です。
ホワイトグレージュ×ロング
- ストレートにセットしてツヤ感を強調
- ホワイトグレージュ自体に存在感があることに加え、ツヤ感が魅力的なカラーのため敢えてセットはストレートにしてあげると◎ 重い印象のロングヘアも軽やかになり、髪の美しさをナチュラルに強調出来ます。
ホワイト系ヘアカラー 4:ホワイトブロンド
派手髪と言えばブロンドを思い浮かべる人も多いのでは? 一見すごく奇抜なイメージのあるブロンドですが、ホワイトと掛け合わせればマイルドな色味に。 女の子らしくガーリーにブロンドを取り入れたい方におすすめのカラーです。 ここからはそんなホワイトブロンドのお手本カタログを紹介していきます。
ホワイトブロンド×ショート・ボブ
- エンドカラーでおしゃれ度を底上げ
- 毛先だけ違うカラーを入れるエンドカラー。 ここ最近注目が集まっている技法のひとつで、おしゃれ度を底上げしてくれること間違いなし。 ホワイトブロンドとレモンイエローのエンドカラーで夏にぴったりのポップで元気なスタイルに。
ホワイトブロンド×ミディアム
- シンプルなブロンドに比べて、黄みが少なく抜け感のあるホワイトブロンド。 そこに今っぽい切りっぱなしスタイルを取り入れれば、トレンド感と透明感の両方が叶う万能なスタイルに。
ホワイトブロンド×ロング
- カラーとレングスが相まってドーリーに
- 可憐でお人形さんのようなイメージを持つストレートロング。 そこに海外のお姫様のようなホワイトブロンドを合わせれば、女の子らしいドーリーなスタイルに。 思わず触れてみたくなるほど、髪の毛を綺麗に魅せてくれます。
ホワイト系ヘアカラー 5:ホワイトピンク
様々な色がある中で、女の子から人気を集めるピンク。 そんな大好きな色をヘアカラーに落とし込めば、気分が上がること間違いなし! また、ホワイトと相まった柔らかなカラーがキュートな印象をもたらします。 そのためモテ髪を目指す方に是非おすすめしたいカラーなんです。 ここからはそんなホワイトピンクのお手本カタログを紹介していきます。
ホワイトピンク×ショート・ボブ
- Aラインボブでカジュアルさをプラス
- モテ色で女の子らしさ全開のホワイトピンク。 そこに敢えて外ハネのAラインボブを合わせてバランスをとれば、甘くなりすぎない絶妙なスタイルに。
ホワイトピンク×ミディアム
- オン眉前髪で元気で無邪気な印象に
- 眉上で切りそろえられた短めの前髪は、明るく無邪気な印象を与えます。 しかし、ヘアカラーがホワイトピンクということもあり女の子らしさも感じられるのもポイント。 どちらかに振り切らない絶妙なバランスはあなただけの個性に繋がります。
ホワイトピンク×ロング
- グラデーションで外国人風の仕上がりに
- ホワイトピンクはモテ色であるため、可愛らしい印象を抱きがち。 しかし、グラデーションという技法を組み合わせれば外国人風のハンサムな仕上がりに。 ピンクなのに感じられるハンサムさがクセになるスタイルです。
ホワイトカラーはポイントで取り入れるのもおすすめ
一気におしゃれ上級者な髪色になるホワイトカラー。 しかし初心者さんの中には「ちょっとハードルが高いかも……」なんて思う方もいるのでは? そんな時はインナーカラーなど、髪のポイントにホワイトカラーを入れるとハードルが低くなり挑戦しやすくなります。 ここからはインナーカラーのお手本カタログを紹介していきます。
インナーカラー×ショート・ボブ
- 顔周りに明るさを出してあげると◎
- 明るいホワイトカラーを顔周りに持ってくれば、ぐっと明るい印象に。 目立たせたいけど、全頭は勇気が必要な方は顔周りにホワイトカラーを取り入れることをおすすめします。
インナーカラー×ミディアム
- インナーカラーは2色のバランスにこだわると◎
- ここ数年人気を集めるインナーカラー。 そんなインナーカラーは2色のバランスにこだわると、ワンランク上の仕上がりに。 トーンを合わせた、馴染みのよいカラーを組み合わせることがおしゃれ度をあげる近道となります。
インナーカラー×ロング
- イヤリングカラーでさりげなく
- インナーカラーカラーの中でもミミ周りに違うカラーを入れるイヤリングカラー。 シンプルなインナーカラーに比べ、カラーを入れる範囲が狭いためよりさりげなくホワイトカラーを取り込むことが出来ます。 また耳かけアレンジをするのもおすすめです。
今年の夏はホワイトカラーで決まり♡
今回はホワイトカラーの定義からおすすめカラーサンプルまでを徹底解説していきました。 ハイトーンカラーは工程数が多く時間がかかり、なおかつダメージも大きいため美容院やカラー選びは慎重にいきたいところ。 そんなあなたのお手伝いとして、今回の記事がお役に立てたら嬉しいです♡ 様々なデメリットをも覆す魅力たっぷりなホワイトカラー。 夏本番を迎える今、あなたもホワイトカラーに挑戦して思い出を作りませんか?