白髪染め以外に白髪を目立たせないカラーってあるの?

年齢を重ねると、白髪はどうしても増えてしまい、ヘアスタイルの悩みの種になりがちです。
「白髪を活かしたスタイルを楽しむ」という選択をする方もいれば「白髪を染めたい」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

白髪を染める方法として、一般的なのが白髪染め。
グレイカラーとも呼ばれており、通常のヘアカラーよりもブラウンや灰色の色素量が多く、アルカリ性の強い薬剤を使用することで白髪をしっかりと染めるのが特徴です。
しかし、白髪染めにはいくつかの懸念点もあります。

例えば、染料が濃いため仕上がりが暗めになり、若々しい印象が損なわれることも。
また、トーンをしっかり落とすために一度白髪染めを行うと、次に明るい色が入りづらく、ヘアカラーの選択肢が狭まってしまうのも悩みの種になるでしょう。
薬剤の力も強く、髪が傷みやすいのも気になるポイントです。

そこで提案したいのが、おしゃれ染めを活用する方法です。
おしゃれ染めは、白髪染めよりも染料の含有量が少なく、透明感のあるクリアな色味が特徴
白髪をぼかすように染めることで、次に明るい色へ移行しやすく、髪へのダメージも軽減できます。

この記事では、おしゃれ染めをする際に白髪が目立ちにくいおすすめのカラーをご紹介します。

白髪が目立つカラーやトーンとは

まず押さえたいポイントは「白髪が目立ちやすいカラー」です。
結論から言うと「かえって白髪が浮いてしまうカラー」は避けたほうがいいでしょう。
例えば、以下のようなダークカラーはあまりおすすめできません。

・ブラック

・ダークブラウン

・ナチュラルブラウン


髪色のトーンによっても、白髪の見え方は変わります。
6トーン以下の暗めの髪色は白髪とのコントラストが強くなり、白髪が浮いて見えやすくなります。
日本人の地毛が4~6トーンと言われているため、地毛の暗さに合わせてカラーリングすると、伸びてきた白髪がすぐに目立ってしまうでしょう。
ダークカラーで染めたい場合は、カタログのように少し明るめにするのがおすすめです。

白髪が目立ちやすいカラーを理解したところで、次は年代別に白髪が目立たないヘアカラーの入れ方をご紹介します。

30代向け白髪が目立たないカラーの入れ方

30代は白髪が生え始める時期。
30代後半になると、過半数の人に白髪が生えているというデータもあります。
特に顔まわりやトップなど、人目につきやすい部分の白髪が気になる方が多いでしょう。

とはいえ、白髪の割合がまだ少ないため、髪色は落ち着いたトーンがおすすめです。
グレージュやアッシュグレーを濃いめに入れて、透明感を出しましょう。
落ち着いた色味で髪を染めることで、ブリーチを避けられ、地毛へのダメージを抑えるメリットもありますよ!
白髪部分はハイライトで染めれば、立体感を出しながらデザイン性の高いスタイルが完成します◎

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40代向け白髪が目立たないカラーの入れ方

40代に入ると、30代よりも白髪がぐっと増え、髪全体の10〜30%ほどを占めることも。
顔まわりやトップなどに、筋状に生えた白髪が気になることが多いでしょう。

筋状に生えた白髪をカバーするには、ハイライトで白髪と地毛のコントラストを穏やかにするのが効果的
さらに、髪全体はアッシュ系の髪色に染めるのがおすすめです。

アッシュとはくすみのある灰色で、グレーよりも青みがあるのが特徴です。
室内ではそこまで明るく見えないですが、光に当たると灰色っぽさが強くなり、白髪を目立ちにくくしてくれます。
やわらかな質感や透明感もプラスされ、年齢によって髪のパサつきが気になる方にもぴったりです◎

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50代・60代向け白髪が目立たないカラーの入れ方

50代以降になると、ほとんどの方に白髪が生えます。
白髪の割合も増え、髪全体の50%以上が白髪になることも珍しくありません。
そのため、老け見えが気になる方も多いでしょう。

50・60代の白髪を目立たなくするカラーリングは、明るめのトーンを入れるのがコツです。
髪全体を明るめに染めることで、増えてきた白髪が浮きにくくなります。

ベージュ・アッシュ・グレージュなどの色を、白髪を目立たなくするようなトーンで入れましょう。
9トーン以上を目安にすると、白髪がなじみやすく、自然な仕上がりを目指せます。

年を重ねるとどうしても、おしゃれも落ち着いた雰囲気にまとめがちです。
しかし髪を明るく染めると、白髪を自然にカバーできるだけでなく、髪をやわらかく見せ、若々しさも演出できますよ!

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白髪が目立たないヘアカラー1:明るめベージュ

ここからは、白髪になじみやすくおしゃれ見えが叶うカラーをヘアカタログとともにご紹介します。

まずご紹介するヘアカラーは、明るめのベージュです。
ベージュはブラウンに似た色味ですが、主に淡さ・くすみ・黄みを含んでいます
選ぶ色の系統にもよりますが、総じてトレンド感がありつつ、やわらかで透け感のあるスタイルが完成するんです!

とくに明るめベージュは、髪全体がパッと明るくなるので、大人可愛い雰囲気を出したい方におすすめ。
さらに黄みがかった白髪の方にもよくなじみます。
前下がりショート × 明るめベージュで上品な印象に
全体に細めのハイライトを入れ、上からベージュを重ねたスタイルです。 明るめのベージュカラーが、髪に柔らかさとツヤをプラスし、華やかで上品な印象に。 前下がりベースのショートヘアは、フェイスラインを自然に引き締め、横顔まできれいに見せてくれます。
明るめベージュ×ハイライトの上品マッシュウルフ
明るめのベージュカラーに細いハイライトを重ねたマッシュウルフです。 ハイライトによって毛流れがはっきり表れ、軽やかさと立体感が引き立つスタイルに。 顔まわりに程よく髪がかかるため、自然に輪郭カバーができるのもポイントです。

白髪が目立たないヘアカラー2:グレージュ

グレージュはその名の通り、グレーとベージュを合わせた髪色のこと。
グレーが持つくすみとベージュのまろやかさを兼ね備えているのが魅力です。
落ち着いた大人な雰囲気がありつつ、透明感のある旬なおしゃれヘアが完成します。

グレーとベージュの配合によって色味を調整できるため、どんな方でも似合いやすく、初めての白髪カバーでも挑戦しやすい髪色です。
ブルベ肌さんや大人っぽくまとめたい方は寒色系のグレーを強めに入れて、クールに仕上げると◎
イエベ肌さんや華やかさを出したい方は暖色系のベージュを強めに入れて、やわらかくまとめましょう。
爽やかなショートもグレージュで上品に
襟足やサイドをすっきり仕上げたショートをグレージュで染めています。 短めのショートはクールになりがちですが、後頭部に丸みを出したり、グレージュで品の良さを演出したりすると、大人世代にぴったりのスタイルに。 髪の赤みも出にくく、長期間きれいな髪色が保てるのも魅力です。
シルバーグレージュで透明感たっぷりの上品ヘアに
全体に程よい太さのハイライトを入れ、シルバーグレージュ重ねています。 グレージュのまろやかさに、シルバー特有のツヤ感が加わることで、軽やかさと上品さを両立しています。 ひし形シルエットのショートに仕上げることで、全体がすっきり見え、バランスの取れた印象に。 きちんと感が欲しい大人世代にも取り入れやすいスタイルです。

白髪が目立たないヘアカラー3:グレー

くすみと品の良さが特徴のグレー。
白髪を活かしたヘアカラーに仕上がるため、上品で大人っぽい雰囲気をまとえます。
年齢を重ねた女性ならではの、余裕を感じさせるスタイルになるでしょう。

グレーが似合いやすいのは、白髪の割合が多い方です。
反対に、黒髪が多い方がグレーを入れようとすると、ブリーチする必要が出る場合があるため、髪へのダメージが懸念されます。
白髪の割合が少ないうちは、ほかの髪色を楽しんでからグレーに挑戦しましょう。
グレーロングでつくる華やかスタイル
毛量たっぷりのロングを、グレーで仕上げたゴージャスなスタイル。 白髪をハイライトとして活かしているため、立体感も感じられます。 前髪はかきあげてトップに高さを出し、顔まわりの髪を流すと、小顔効果やボリュームアップを期待できます。
白髪を活かしながら作る立体的スタイル
こちらのスタイルでは、白髪染めをせず、多めに白髪を残した状態でグレー系アースカラーを塗布しています。 元の白髪をベースに優しい色を取り入れているため、全体が立体的に見えるのが魅力。 髪型にメリハリを出すことで、若々しさも演出できます。

白髪が目立たないヘアカラー4:アッシュグレー

アッシュグレーは、グレーに青みのあるアッシュを加えた髪色です。
くすみと青みがたっぷり入っているため、黒髪では出せない絶妙な抜け感があり、幅広い世代から人気を集めています。

透明感抜群でツヤが出やすいため、髪のパサつきが気になる方におすすめ
髪の赤みもしっかり抑えられ、度重なるカラーリングでギラついた髪も美しく見せてくれます。

また、白髪が真っ白に近い方も、青みのあるアッシュグレーがなじみやすいカラーです。
ブルベ肌さんがアッシュグレーを入れると、肌がトーンアップし若々しく見えるでしょう。
イエベ肌さんが取り入れるときは、ベージュやブラウンを少し加えて青みを抑えると、似合わせやすくなりますよ◎
浮遊感たっぷりの若見えショートボブ
束感を出しつつ、アッシュグレージュでやわらかに仕上げたショートボブです。 アッシュグレージュは、アッシュグレーにベージュを加えたカラーで、くすみ・透明感・やわらかさのバランスが絶妙。 明るいのに派手すぎないので、白髪カバーしたい大人女性に似合いやすいカラーです。
ツヤが際立つミニボブ
極細ハイライトを入れた髪にアッシュグレーを塗布したミニボブ。 ストレートに仕上げることで、透明感が際立ち上品な雰囲気に。 スタイリングも簡単にできるので、忙しい大人女性でも取り入れやすいスタイルです。

白髪が目立たないヘアカラー5:白髪ぼかしハイライト

白髪ぼかしハイライトとは、細かなハイライトを入れて、白髪をなじませる施術のことです。
白髪をハイライトとして活かすため「白髪を育てる」スタイルとして注目を集めています。
根元から新たな白髪が生えても目立ちにくく、長期間美しいスタイルを保てるのも魅力です。

白髪ぼかしはハイライトの効果で立体感が出るため、髪のボリュームダウンが気になる方におすすめ
ただし、一人ひとりの白髪に合わせてハイライトを調整しなければならず、美容師さんの高い技量が求められます。
サロンを予約する際は、白髪ぼかしハイライトのメニューがあるところを選びましょう。
白髪ぼかしでメリハリをつけた垢抜けヘア
襟足をキュッと引き締めたショートボブ×グレージュで仕上げたヘルシーな丸みショートです。 前下がりのラインをつくることで、クールになりすぎず可愛さをプラスできます◎ ハイライトを入れると毛流れも強調でき、手軽におしゃれ見えが叶うスタイルが完成します。
初めてでも挑戦しやすいナチュラルな白髪ぼかし
ナチュラルな雰囲気でまとめた、白髪ぼかしミディアムヘアです。 毛先は自然な外ハネにすることで、かっこよくなりすぎずカジュアルダウンできます。 ブラウン・ベージュ系カラーだと、やわらかで肌馴染みがよく、初めての白髪ぼかしでも失敗しにくいでしょう。

▼白髪ぼかしについて詳しく知りたい方はこちらをチェック

白髪ぼかしって?白髪染めとの違いは?特徴や注意点から髪色見本まで
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髪のダメージを考慮して、白髪を受け入れる選択も◎

白髪を目立たないカラーでおしゃれを楽しむのも素敵ですが、頻繁にカラーリングを繰り返すことで、髪へのダメージが気になる方も多いでしょう。
白髪の量が増えてきたり、カラーによるダメージが心配になったときには、思い切って白髪を受け入れる選択をしてみるのもひとつの方法です。

そんなときにおすすめしたいのがグレイヘア
白髪を染めずにそのまま活かすため、髪へのダメージを軽減しつつ、年齢を重ねたからこその美しさを演出できます。
おしゃれ染めや白髪ぼかしハイライトを上手く活用して、白髪をおしゃれに見せながらグレイヘアに徐々に移行するのも良いでしょう。

▼グレイヘアについての詳細はこちら

気になるグレイヘアの育て方。グレイヘアとは?から白髪を活かした実例集まで
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大人世代のトレンドスタイルであるグレイヘア。白髪を活かすスタイルは、自然な美しさを表現できることから人気を集めています。しかし、グレイヘアのつくり方やお手入れに不安を感じる方も多いでしょう。今回は、グレイヘアのメリットやつくり方、よくあるお悩みまで丁寧に解説します。お手本にしたい実例カタログもご紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

白髪が目立たないカラーでナチュラルな若見えスタイルを手に入れよう

30代以降になると、徐々に気になってくる白髪。
白髪を目立ちにくくするには、白髪と地毛のコントラストを穏やかにするカラーを選ぶのがコツです。
今回は白髪が目立たないカラーとして以下の5つをご提案しました。

・明るめベージュ

・グレージュ

・グレー

・アッシュグレー

・白髪ぼかしハイライト

ご紹介したヘアカタログも参考にしながら、ぜひ挑戦してみたいスタイルを見つけてくださいね。
また、白髪を自然にカバーするには、一人ひとりの白髪の状態に合った髪色を入れることもポイントです。
美容師さんにも相談して、髪の悩みをカバーできる若見えスタイルを見つけましょう!