直毛ってどんな髪質?
直毛というとこんな印象を持たれる方も多いかもしれません。
直毛は、髪の1本1本がしっかりとして、毛穴から真っ直ぐ生えているのが特徴。
艶があり毛の流れがキレイなので、ストレートスタイルがよく似合う髪質と言われています。
直毛さんだって悩みがある!
一見、悩みがなさそうに思われがちな直毛さん。 実際にはその髪の特徴から、意外と困ることも多いんです。 そんなお悩みを解決するべく、この記事では、直毛さんのお悩み別に美容院での施術方法やセルフでヘアアレンジする方法をご紹介します!
【お悩みその1】硬く重たい髪にみられがち
直毛さんは、髪の毛の特性上直線的なシルエットになるため、ショートでもロングでも、硬い印象になりがちです。 特に髪色が暗いと、べたっと重たい雰囲気になってしまうことも。 クールできっちりとした印象を与えることもできますが、トレンド感のあるふんわり柔らかい印象も欲しいところ。 そんなときは、カットやカラーを味方につけて解決していきましょう!
解決方法①レイヤーカットで動きをつけて、重さを微調整
直線的なシルエットは重さも出やすいという特徴があります。 これを和らげるには、段差をつけてカットするレイヤーで毛動きを出したり、毛先を梳いて毛量を微調整すると良いでしょう。 キレイなレイヤーを施すと、重さが軽減されても軽くなりすぎないので、ストレートの美しさを楽しめます。
解決方法②髪を柔らかく見せるヘアカラーにしてみる
硬くみられがちな髪質は、髪色でカバーという方法も。 透明感のある「ベージュ」や「グレージュ」といったカラーを髪に取り入れると、比較的髪質が柔らかい雰囲気に近づきます。 ブリーチあり、なし、どちらでも入れることができるので、環境や気分に合わせて選んでみあしょう。
【お悩みその2】髪に動きが出しにくい…
直毛かつハリのある髪質の場合、髪に動きが出しにくくなってしまうこともあります。 そのため強すぎるパーマをかけて髪を傷めてしまったり、毛先だけクセがついて変な方向にハネてしまったりすることもあるんだとか。 こういったお悩みは、適切なパーマの種類や、自宅でできるアイロンの使い方を学ぶことで解決していきましょう。
解決方法①なりたいイメージにあったパーマをかける
パーマがかかりにくいとされている直毛さんですが、そんなことはないんです! ここでは直毛さんにおすすめのパーマを3種類ご紹介。 それぞれでき上がりが若干違うので、なりたいイメージに合わせて選んでみましょう。
熱で温めながらかけていくデジタルパーマ。
ウェーブがしっかりとかかり、長持ちするため、直毛&剛毛な方におすすめのパーマです。
デジタルパーマのおすすめスタイルはこちらをチェック
イマドキのゆるふわウェーブは、弱めのパーマをかければスタイリングも簡単。
大きめのロッドを巻きゆったりとしたウェーブを描いて、優しげな表情に。
また、ロッドの大きさや巻く向きを変えて、無造作な雰囲気を出すのもおすすめです。
ゆるふわパーマのおすすめスタイルはこちらをチェック
毛先のハネ対策にはポイントパーマがおすすめ。
ポイントパーマは、髪全体ではなく必要な部分だけに施します。
ピンと張った毛先の向きをキレイに整えてくれて、スタイリングがとっても楽になります。
解決方法②自宅のヘアアイロンで巻く
自宅でヘアアイロンを使って巻き髪に挑戦したいなら、以下の2つのポイントに注意しましょう。 ・スタイリング剤をしっかりつける ・髪をブロッキングして少しずつ巻いていく まずは形作るためのスタイリング剤をしっかり馴染ませるのが大切。 カールやパーマ用のスタイリング剤があるとGOODです。 その後は、髪をクリップなどでブロッキングし、少しずつ巻いていきましょう。 一度にたくさん巻こうとすると返って動きがつきにくくなってしまうので注意です。 以下の記事ではおすすめのヘアアイロンを紹介しているので、ぜひチェックしてみて。
【お悩みその3】髪がぺたんとして、アレンジしにくい
直毛さんは比較的ツルっとした髪質。 髪どうしが絡みにくいので、時間がたつと髪がぺたんとしてしまったり、ヘアアレンジがしづらかったりします。 おしゃれなヘアアレンジをするためには、その前のスタイリングも重要。 直毛さんにふさわしいスタイリングやヘアアレンジをご紹介します。
解決方法①前日はコンディショナーを省く
コンディショナーは、髪の外側をコーディングする働きがあり、表面がツルツルした感じに仕上がります。 すると、余計に髪どうしが絡みにくくなることに。 そこで、しっかりとヘアアレンジしたいという日の前日は、コンディショナーを省いてみましょう。 髪のまとまりにくさが軽減され、アレンジしやすくなります。
解決方法②髪の硬さにあったスタイリング剤を揉み込む
アレンジをうまく進めるためには、髪の硬さにあったスタイリング剤をセレクトしましょう。
硬くハリのある髪の場合は、キープ力が長持ちするドライ系のワックスが◎。
反対に柔らかい髪の場合は、クリームタイプを選ぶとベタつかないのでおすすめです。
実際何を選べばいい?スタイリング剤の選び方特集へ
直毛さんにおすすめしたい!おしゃれなヘアスタイル
カットやパーマ、ヘアアレンジを工夫すれば、悩みの種だった直毛が、自慢の髪に♡ ここからは直毛ならではのおすすめヘアスタイルをご紹介します。
カットで実現!おしゃれスタイル
- ミディアムレイヤー
- 鎖骨あたりまでのレングスに、あご下からのレイヤーをほどこして。 顔まわりに動きが出るので、軽やかな表情に。
- くびれミディ
- 顔まわりの髪にレイヤーを入れて、毛先を外ハネに。 前髪を作らないスタイルなら、クールフェミニンな印象に。
パーマで毛動きを演出
- 内巻きミディアム
- 毛先がハネやすいミディアムヘアは、内巻きになるように軽くカールさせて。 サラサラの質感と、甘めな表情を同時に叶えられます。
- ゆるふわパーマ
- デジタルパーマでしっかりとウェーブをつけて、ゆるふわのスタイルに。 ふんわりとしたボリューミーな仕上がりで、フェミニンな雰囲気を醸し出せます♡
メリハリ♡ヘアアレンジ
- 紐ツインテールで解けづらく!
- キュッと結んだツインテールを紐で縛った今っぽスタイル。 髪が解けやすい直毛さんは、ヘアアクセを使って崩れないアレンジをキープしてみて。
- 低めポニーテール
- 直毛独特の、美しいツヤ感を活かした低めポニーテール。 後れ毛もサラっとした質感で、清潔感いっぱい♡ 後頭部のふくらみをつけることで、メリハリのあるフォルムになっています。
悩みにあった解決方法で、もっとストレートヘアが楽しめる!
ヘアアレンジやヘアスタイリングの工夫次第で、直毛さんの悩みを解決へ導くことも可能です。でも、一番手っ取り早くて的確なのは、やっぱり美容院での施術を施してもらうこと。 カットやパーマの技術を駆使すれば、希望にもっとも近いストレートヘアが手に入りますよ! 早速、美容院で相談してみましょう。