ブリーチなしのグレージュ、どんな色に仕上がる?

グレージュとはその名の通り、くすみカラーであるグレーとベージュを組み合わせた髪色の総称。
日本人の肌に馴染みやすいベージュを基調としながら、グレーのくすみ感が透明感を高め、日本人特有の髪の赤みを打ち消してくれます。

ただ、ブリーチなしでグレージュカラーを作る場合、髪のトーンは上がりづらいのが正直なところ。
たとえば上記画像のような明るさのグレージュであれば、ブリーチなしでも表現できます。
とは言え、ダークトーンならではのしっとりとした艶やかな質感や上品な雰囲気がブリーチなしグレージュの魅力。
落ち着いた印象ながら、グレーが生み出す自然な透明感も嬉しいポイントです。
またブリーチを行わないため、ダメージを最小限に留めることができることも魅力の一つ。

本記事では、そんなブリーチなしグレージュの特徴から実例まで、余すことなくご紹介していきます。
今回は、ブリーチなしで施術したカタログに加えて、ブリーチなしでも目指せるスタイルもまとめています。
すべてがブリーチなし施術のカタログではない点だけ、あらかじめご了承ください。

ブリーチありのグレージュとの違いは?

ブリーチありで作るグレージュは、グレーの作る透明感がしっかりと出てくれるのが特徴。
ブリーチをすることで髪自体に明るさが出るため、グレーやベージュの色味がはっきりと強調されます。

このように良い面が多い一方、通常のヘアカラーよりも強い薬剤を使うブリーチは髪や頭皮へのダメージが大きいというデメリットも。
また、ブリーチの特性上色落ちがはやいという点も覚えておくと良いでしょう。

ブリーチありのグレージュは、ハイトーンにしたい方、グレーやベージュの色味や透明感をしっかりと出したい方におすすめしたいスタイルです。
反対にブリーチなしでグレージュを作る場合、落ち着きのある控えめな明るさの中に、ほんのりグレーやベージュの色味や透明感が感じられる程度の発色になります。
ダークトーンならではの艶感とグレーの抜け感を同時に楽しむことができるでしょう。

また、頭皮や髪へのダメージを最小限に留められること、色落ちの速度が比較的ゆっくりであることなど、メリットもたくさん。
仕事や学校などの関係でハイトーンにするのが難しい方、髪へのダメージが気になる方、トーンは変えずに透明感を楽しみたい方におすすめです。

ブリーチなしでグレージュにする方法は3つ

ブリーチなしのグレージュをつくるとき、ワンカラー、ダブルカラー、徐々に色を重ねる、の3つの方法があります。
3つの方法それぞれのメリット・デメリットを紹介していくので、自分に合った方法を選んでいきましょう。

ワンカラーでつくる

ワンカラーとは、ブリーチを行わず1度の塗布で髪全体を染めるカラー方法のこと。
明るさは控えめな仕上がりになるケースが多く、乗せるカラーの色味がほんのり感じられる程度に発色することが多いです。

メリットは、髪や頭皮へのダメージが抑えられること。
また、色持ちの良さも特長とくちょうとして挙げられます。
反対にデメリットは、表現できる色の幅が限られることや、元の髪色や履歴に影響されやすいこと。

カラーに初挑戦!という方、ダメージを抑えながら自然なカラーを楽しみたいという方におすすめのカラー方法です。

ダブルカラーでつくる

ブリーチなしのダブルカラーとは、一段階目として明るめのカラー剤で一度髪を明るくし、二段階目として希望の色味を重ねて染めるカラー方法
ブリーチのような明るさや色味を出すことは難しいものの、ワンカラーよりも明るく、また色味をよりはっきりと出すことができます。

メリットは、ブリーチに比べて髪や頭皮へのダメージが少ないこと。
また、ワンカラーに比べて透明感や乗せたいカラーの深みを表現でき、色を抜く工程がない分。色落ちが金色になりにくいところも嬉しいポイントです。

反対にデメリットとして、ワンカラーに比べて髪へのダメージが大きいこと、時間とお金がかかることが挙げられます。
「ブリーチはダメージが気になるけど、色味をはっきり出したい」「明るめのカラーにしたいけど色落ちが金髪になるのは......」という方におすすめしたいカラー方法です。

徐々に色を重ねてつくる

最後に紹介するのは、一度で理想の色味を実現するのではなく、複数回に分けて少しずつカラーを重ねていく方法。
1〜2ヶ月ごとに同系色や類似色を重ねて染めていくことで、髪のベーストーンが整い、徐々に理想の色味に近づいていきます。

メリットは、髪へのダメージを分散できること。
1回の施術で強く負担をかけないので、カラーの持ちや色味の定着度も高くなります。
反対にデメリットとしては、数回の施術が必要なため時間とコストがかかること、間隔をあけすぎると効果が出にくくなってしまうことが挙げられます。

ダメージを最小限に、色味を丁寧に育てていきたいという方におすすめの方法です。

明るさ別ブリーチなしのグレージュ色見本

ここからは、明るさごとにブリーチなグレージュのカラーリング例を紹介していきます!
自分の希望に合ったスタイルを見つけてみてくださいね♡

ブリーチなしのグレージュ:暗め

ダークグレージュ
黒髪に近いダークトーンのグレージュカラー。 グレーが引き出す透明感と暗髪ならではの落ち着いた上品な艶感が、大人な雰囲気を演出してくれます。 暗めなカラーでありながら透け感も叶うので、「垢抜けたいけど、仕事や学校の関係で明るいのは......」という方にぴったりのカラーです。
ショコラグレージュ
くすみピンクをベースとしたチョコレートのような色のダークブラウンとグレージュを合わせたカラー。 ダークトーンならではの艶感とまろやかな色味が今っぽい、可愛らしさと大人っぽさを兼ね備えたスタイルです。 グレーの透明感は欲しいけど、クールな印象よりは暖かみが欲しい、という方にぜひおすすめしたいカラーです。
ラベンダーグレージュ
ラベンダーとグレージュを組み合わせたカラー。 落ち着いた髪色ながらも甘く可愛く仕上がります。 ブルーべースさん向きのカラーに思われがちですが、ベージュの黄みを強めればイエローベースさんも楽しめるカラーになりますよ。

ブリーチなしのグレージュ:中間

オリーブグレージュ
肌馴染みの良いオリーブとグレージュを組み合わせたこなれ感たっぷりのカラー。 オリーブカラーにもグレーにも肌の赤みを打ち消してくれる効果があるので、透明感を引き出す黄金コンビとも言えるでしょう。
アッシュグレージュ
クールな印象のカラーであるアッシュとグレーに柔らかいベージュを合わせたスタイル。 アッシュもグレーも日本人特有の髪の赤みをしっかりと打ち消してくれるため、透明感抜群です。 上品で落ち着いた印象のカラーなので、オフィスや学校などのシーンにもぴったりです。
ダークグレージュ
ダブルカラーで作る、黒髪よりも少し明るめのダークグレージュ。 トーンが上がることで色味がはっきりと現れ、透明感が際立っています。 透明感が欲しいけど、奇抜なカラーにはしたくない、という方におすすめです◎

ブリーチなしのグレージュ:やや明るめ

ラベンダーグレージュ
その名の通り、淡い紫であるラベンダーとグレージュをミックスしたカラー。 透明感を高めてくれるラベンダーとグレーに肌馴染みの良いベージュが合わさって作られた抜け感が絶妙です。 ラベンダーの割合を高めれば甘く儚げな雰囲気に、グレージュの割合を高めれば大人っぽさが演出できるのも嬉しいポイント◎
マットグレージュ
グリーンを入れて赤みを抑えるマットカラーにグレージュを合わせたカラー。 マットカラーのグリーンとグレージュが髪の赤みを打ち消してくれるため、透明感が際立つスタイルです。 グリーンが入ることで全体が締まるので、甘すぎない可愛らしさが演出できます。
ピンクグレージュ
グレージュに可愛らしいピンクをプラスした甘さたっぷりのカラー。 ピンクの甘さとグレージュのクールさや大人っぽさが混ざることで、絶妙なキュートさを演出できます。 ピンクはブリーチなしでも比較的発色しやすいカラーなので、カラー初心者必見のスタイルです。

ブリーチなしのグレージュ、どう色落ちする?

ブリーチなしのグレージュカラーは、ブラウン系の色合いに色落ちしていきます。
色落ち期間は1ヶ月程度で、初めにミックスしたカラー、その後グレーが抜け、最後はベージュを纏ったブラウンへと変化していきます。

元のグレーの成分が多いと、赤みの少ない柔らかなブラウンに落ち着きます。
また、グリーン系カラーを混ぜると色落ち後の赤みが、赤系カラーを混ぜると黄みが抑えられやすい傾向があります。
髪質やなりたい仕上がりに合わせて、ミックスする色味を選ぶのもおすすめです◎

ブリーチなしのグレージュを長く楽しむには?

きれいなグレージュを長く楽しむためには、毎日のヘアケアが必須。

まず取り入れたいのは、紫系や青系のカラーシャンプー
グレージュの色素が抜けると黄みや赤みが出てしまいがちですが、寒色系のシャンプーでトーンを整えることで、カラーをキープすることができます。

また見落としがちなのは熱によるダメージ。
ドライヤーやアイロンは低音設定(140~160℃)を意識することが大切です。

グレージュの魅力は、やわらかく自然な透明感。
せっかくの美しいカラーを長く楽しむために、日々のケアも大事にしていきましょう♡