カラーオーダー虎の巻!もう髪色で迷わない♡

迷いに迷って決めた髪色なのに、仕上がってみると思っていたのと違う……。 そんな経験、ありませんか? そもそも髪色の種類ってあまりにも多いですよね! さらに予約サイトを開けば、メニューがいっぱいで、なにをどうやってオーダーしたら良いのかも分からない……。 これからカラーをする子は、ハードルが高い!と思ってしまうかもしれません。 そこでこの記事では、理想の髪色をゲットするためのオーダー方法を伝授します♡ カラーメニューの種類やカラーのオーダー方法、人気の髪色の種類までしっかり解説していきますよ!

まずはカラーメニューの種類をチェック!

美容室を予約する前に聞かれる、カラーメニュー。 ただ染めるだけじゃないの?と思うかもしれませんが、理想の髪色にするためには欠かせない工程です。 ここではみんながよく聞く定番のメニューを紹介します。

ヘアカラー:ナチュラルな髪色にしたい人に

髪色を変えるときの一般的なメニューがこちら。 今の髪の上からカラー剤を入れ、髪に色をつけるメニューです。 元の髪質や髪色によって入りやすさが異なるので、挑戦しにくい色が出てくることもあります。

ブリーチ・ケアブリーチ(Wカラー):髪色を明るくしたい、色をはっきり出したい人に

髪色をはっきり出したい、ブロンドやシルバーなど明るい色に挑戦したい! そんな時におすすめなのが、薬剤を使って髪を脱色するブリーチです。 美容室によっては、薬の中に髪のケア剤が混ざっている、ケアブリーチメニューもあります。

ケアブリーチってどんなメニュー?ケアとおしゃれを両方叶える方法を解説
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ブリーチをしても髪のダメージが気になりづらくなると話題の、ケアブリーチ。ダメージが軽減できるうえに色持ちも叶う、人気の施術方法でもあるんです!本記事では、ケアブリーチの特徴やおすすめのカラーをご紹介します。理想の髪色を目指す方も、ぜひご覧下さい。

髪色を抜くだけならブリーチで問題ありません。 そこから何か別の色をいれる場合は、ダブルカラーメニューを選ぶと良いでしょう。 ダブルカラーは、ブリーチをしてから、ヘアカラーをするメニューのことです。

ダブルカラーとは?ブリーチは必要?メリットデメリットから髪色見本まで
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髪色を変えるとき、よく見聞きするダブルカラー。ダブルカラーはその仕組みから、発色の良い透明感あふれるヘアカラーに仕上がるのが魅力です。この記事では、そんなダブルカラーの特徴からメリット・デメリット、発色の違いなどをカタログとともにご紹介。オーダー前に押さえたい、気になる疑問についてもお答えします!

カラーオーダーの基本的な手順をおさらい

カラーをオーダーするとき、たいていは「色見本(カラーチャート)」を見ながら美容師さんと相談していきます。 はっきり理想イメージがあるなら、画像を見せるなどして希望の髪色を伝えましょう。 また、前回と同じにしてもらう場合は履歴を参照してもらいながら相談するのが無難です。 それでは実際にどんな手順を踏んでカラー剤を特定していくのか、ご説明します。

①カラーリングで明るくする?暗くする?

まず最初に、今の髪色を基準に、それより明るくするのか暗くするのかで、カラーリングの方向性が大きく変わってきます。 そのため、まずは美容師さんに「明るくしたい」のか「暗くしたい」のかを伝えましょう。

②明るさのレベルは?

次に決めるのが、明るさのレベルです。色見本を見ながら判断していくのがおすすめ。 まず、現状の髪色がどのレベルの明るさなのかを美容師さんに尋ねてみましょう。 どのレベルを選べば希望の仕上がりになるのかを判断しやすくなります。

③色味を決める

明るさレベルを判断するための色見本には、明るさの他に「色味」も書かれています。 色味には、例えば「ブラウン」や「オレンジ」、「レッド」などがあり、選ぶ色味によっておおよその雰囲気が決まってきます。

④デザインは?

おおよその雰囲気が決まったら、次はさらに「デザイン」を加えるかどうかを相談しましょう。 ヘアカラーは、数色を使ってデザインしていくことも多いです。 ベースとなる髪色よりも一段明るい髪色を筋状に差していく「ハイライト」や、毛先に向かって徐々に色味を変えていく「グラデーション」などもあります。

髪色の種類

黒髪や茶髪、栗毛や赤毛、金髪など、髪色は大きく分けるだけでもいろいろあります。 あまりにたくさんあるので、カラーリングのヘアカラーを選ぶときに迷ってしまいますよね。 そこで、髪色を特徴ごとに分けて考えるのがおすすめです。

暖色系と寒色系

わかりやすい分け方として、カラーを大雑把に「暖色系」と「寒色系」に大別する方法があります。 ・暖色系…オレンジ、レッド、ピンクなど。 ・寒色系…アッシュやマット、グレーなど。 どちらを選ぶかによって、雰囲気が決まってきます。暖色系を選ぶと暖かくて優しいイメージになり、寒色系にするとクールでかっこいい雰囲気になります。

色味で分類

ヘアカラーは色味によって分類することができます。 各サロンで使っているチャート表によって、カラーの呼び名や分類方法には若干の違いがありますが、大まかに分けると8種類ほど。 色味それぞれの特徴を覚えておけば、カラーオーダーがスムーズになりますよ。 ・ニュートラルブラウン…ナチュラルなブラウン。 ・チェスナットブラウン…赤味が少なめ。ベージュ系のブラウン。 ・アッシュ…グレーまたはグレーがかった、くすみのある色。 ・マット…赤味を打ち消すグリーン系のカラー。 ・ゴールド…黄色系の色味で明るめの色。 ・オレンジ…暖かみのあるカラー。 ・レッド…甘く優しい印象。ツヤも出やすい。 ・パープル…黄味を抑えて華やかさをプラス。

ヘアカラーの名前ってどうやって決まるの?

ヘアカラーは、2色以上を混ぜ合わせてニュアンスをもたせていることが多いです。 たとえば、ピンクとベージュを合わせて「ピンクベージュ」。グレーとベージュを合わせて「グレージュ」。 一般的には、名前の前半で使われているカラーの方が印象が強くでます。「ピンクベージュ」と「ベージュピンク」では、「ピンクベージュ」の方がよりピンクっぽい可愛い印象に。 また、「ミルクティー」や「アンティークローズ」など、特定のものの色から名付けしたものもあります。 なかにはイメージしにくいものもありますので、美容師さんとのカウンセリングのときにはできるだけ明確な色の名前を使ってイメージを擦り合せるようにしましょう。

髪色を選ぶときに気をつけたい3つの注意点

次に、実際に髪色を選ぶときに注意しておきたいポイントを3点ご紹介します。 髪を染めたあとで後悔しないようにしっかりとおさえておきましょう!

地髪に合わせたカラー選びを

ベースとなる地髪の髪質によって、仕上がりは変わってきます。 硬くて太めの髪ならば赤味よりになるので、オレンジ系やレッド系が似合います。逆に、柔らかで細めの髪の場合は黄味よりになるので、ゴールドやアッシュ系がしっくりきます。 もちろん、髪質とカラーとの相性はこれだけではありませんので、担当の美容師さんによく相談しながら色選びをしていきましょう。

照明に注意

髪色は、光の当たり具合によって見え方が違ってきます。 自然光ならばいいのですが、美容院の中は、たいてい蛍光灯か白熱灯などの照明が使われている場合が多いです。 太陽光を当てたときにどのような見え方になるのかということまで含めて相談してみましょう。

名前に釣られない

髪色には初めて耳にするような名前から、音の響きが可愛いけれどどんな色を指しているのかはっきり分からない名前まで、いろいろあります。 名前の雰囲気だけで決めてしまわずに、具体的にどんな色なのか、美容師さんにきちんと確認しましょう。

トレンドカラーをオーダーしてみよう♡

自分に似合う髪色が分かってきたら、ぜひトレンドのカラーにトライしてみましょう。

暖色系

おしゃれなオレンジのインナーカラー
「インナーカラー 」とは、耳横やうなじ部分にベースと別の色を入れるカラーリングのこと。切りっぱなしに、オレンジ系カラーのインナーカラー を散らして、温かみのあるおしゃれな雰囲気に。
透明感のあるイエローベージュ
イエローとベージュを合わせたイエローベージュは、透明感のある温かな髪色です。ヘア全体に重さを残してカットすることで、しっとりと落ち着いた雰囲気に仕上がっています。おでこが透けるシースルーバングで透明感がさらにアップ。
大人かわいいピンクグレージュ
大人可愛いイメージのピンク系カラー。フェミニンなスタイルを目指したい人におすすめです♡ウェーブヘアにスタイリングすると、髪色と相まって女性らしさあふれる雰囲気をまとえます。
女性らしいレッドブラウン
重ためにカットしたヘアをレッドブラウンに仕上げると、レトロな雰囲気あふれる仕上がりに。女性らしい暖色系の髪色で、可愛くイメチェンが叶います。ほっこり温かい雰囲気を目指す人におすすめです。
温かな雰囲気のカッパーベージュ
「銅」を意味する「カッパー」系のオレンジとベージュを合わせた「カッパーベージュ」。ほんのりとした赤味が上品な印象です。ゆるウェーブヘアの温かな雰囲気をより際立たせて、優しげなイメージに仕上がります。

寒色系

ツヤ感がキレイなグレージュ
グレーとベージュをかけ合わせたグレージュをベースにしたカラー。ツヤ感がキレイな寒色系の髪色です。全体的にまんべんなくハイライトをほどこすと、立体感のある外ハネボブが完成します。
神秘的な雰囲気のブルーブラック
大人っぽく落ち着きのあるブルー系カラー。深みのある色合いなので、神秘的な雰囲気を演出できます。シンプルなボブヘアもブルーブラックでカラーリングすると、周りと差がつく仕上がりに。
柔らかな質感のブルージュ
ブルーとベージュをかけ合わせたブルージュカラー。髪をくすませることで柔らかな質感に仕上がります。髪色の効果によって、ウェーブボブの女性らしい雰囲気もさらにアップ。抜け感も抜群です。
くすみ感が絶妙なダークアッシュ
灰色がかったくすみ系のアッシュカラーで、おしゃれな暗髪ロングが完成。黒髪に近い色なのに、絶妙なくすみ感で透明感たっぷりに仕上がります。
シルバーグレーのグラデーション
「グラデーションカラー」とは、毛先に向かって段々色味を変えるカラーリングのこと。シルバーグレーでグラデーションに仕上げると、こなれ感抜群のロングヘアが完成。毛先の動きがより際立つのがうれしいポイントです。

メニューや色選びを押さえておけば、もうカラーで悩まなくても大丈夫!

専門的な用語が使われるなど、なんとなく複雑で難しいイメージがつきまう髪色。 そして種類も多いので、その中から思い通りの髪色を選び抜くのは至難のワザ…と思っているかたも多いのではないでしょうか。 でも、髪色をタイプ分けして単純化すれば、希望の色を見つけやすくなります。ぜひ、今後の美容院でお役立てくださいね。

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