フォーマルなシーンでも使えるシニヨンアレンジ

まとめ髪として人気のシニヨンアレンジは簡単にできるだけでなく、バイトや仕事、式典などフォーマルなシーンでも使える万能アレンジ。 ただし、ただまとめるだけだとお疲れ髪に見えてしまうことも。 真面目で清潔感のあるシニヨンスタイルのつくり方を紹介していくので、まずは基礎を押さえてみてくださいね。

きちんと感がでる、きっちりシニヨンのつくり方

きっちりシニヨンを作るのに準備するものは、ストレートアイロン、目の細かいテールコーム、ハンドクリームくらいの硬さのワックス、ソフトハードのスプレー、ヘアゴム、アメリカンピン。
ポイントは以下の3つです。

・低めの位置でまとめること
・ワックスで後れ毛をしっかり押さえること
・ピンでしっかり固定して毛先を隠すこと


基本のシニヨンヘアを8ステップで解説!

①アイロンを通し、髪のくせをなくす
まずはストレートアイロンを髪全体に通し、くせやうねりをなくします。
毛先が寝ぐせで縮れていたり、髪がうねったままだと仕上がりの印象が大きく変わってしまうので注意!

②ワックスを馴染ませる
さくらんぼ大くらいのワックスを手になじませ髪全体になじませます。 追加でワックスを指先につけたら、耳の上や襟足、前髪の横や頭頂部などアホ毛が出やすい箇所にしっかりなでつけていきます。
ぽわぽわとした細かい毛が出ているとお疲れ髪に見えてしまうので、追加のワックスは重要です。

③髪を整え一つ結びにする
コームで髪を整えながら襟足から指1~2本分上の高さで一つ結びにします。

④髪を引き上げ、形を整える
結び目を片手でしっかりと押さえながら、コームの後ろのテール部分をハチ上に差し込み、少しずつ髪を引き上げ後頭部の形を整えていきます。
横からみたときに頭の形がまるくキレイに見えるよう髪を引き上げていくのがポイントです。
一気に引き上げようとすると形が崩れてしまうので、ゆっくり優しく引き上げてくださいね。

⑤毛先にワックスをつける
手にワックスをとったら毛先を中心になじませてまとまりやすくします。

⑥毛先をねじって結び目に巻き付ける
時計回りにねじりながら結び目に巻き付けてシニヨンをつくっていきます。
毛先はシニヨンと頭の間にまとめながら入れ込みます。

⑦アメリカンピンで固定する
時計回りに巻き付けた髪に対して逆向きになるようアメリカンピンを差して毛先を固定します。
地肌に固定するイメージで深く差していくのがポイントです。
1本だけだと崩れてしまうので、片手でシニヨンを押さえながら、5~6か所同様にピンを差して固定していきます。

⑧スプレーで固めて完成
毛流れと同じ向きで地肌から20㎝ほど離れた場所からスプレーを全体に振ります。
毛が出てきやすい耳上や襟足、前髪の横や頭頂部は手にスプレーを振り、なでつけるようにして髪の毛を押さえていき、全体を整えたら完成です。

少しだけふんわり感を持たせるのがポイント

就活などきちっとしなくてはいけない場面では、上記のつくり方でOKですが、普段使いするときは少しだけふんわり感を持たせるのがポイントです。 基本のつくり方をマスターしておけば、ふんわりさせて少しラフな印象にするのも簡単。 まずは基礎のシニヨンを練習してから、ポイントを押さえつつ、アレンジしていきましょう。

今の長さでできる?レングス別きっちりシニヨンスタイル特集

基本のつくり方をマスターしたら、自分の長さにあったシニヨンを見つけてきちんと感のある印象を残しましょう。 レングス別にカタログを3つずつ紹介していくので、チャレンジしてみてくださいね。

ボブさん向けシニヨン

ちょこんとシニヨン
ボブさんは短いのでひとくくりのシニヨンが◎ 低めの位置で一つに結ったら毛先を折ってひとくくりにすれば完成です。 アレンジ前にワックスをしっかり揉み込んで、えり足などのふわふわした毛がでてこないようにすると、スッキリして清潔感が増します。
シンプルシニヨン
シンプルなシニヨンスタイル。 オイルとバームを手のひらで混ぜてなじませ、髪全体になじませてからアレンジをすれば、まとまりよくなります。 後れ毛は職場の雰囲気に合わせて調整して。
低めシニヨン
ウェットな質感の品のある低めシニヨン。 重めのポリッシュオイルを手にとり全体に馴染ませたら低めの位置で髪をまとめ、シニヨンにすれば完成。 質感がないとお疲れ髪に見えてしまうので、スタイリング剤はしっかりと使いましょう。

ミディアムさん向けシニヨン

定番シニヨンスタイル
TPOを選ばずマッチする定番シニヨンヘア。 低めの位置でまとめたら、ゆるく毛束を引き出してふわっとさせれば完成です。 職場の雰囲気や仕事内容に合わせてふわふわ感を調整すれば◎
ニュアンスシニヨン
はじめに26ミリのコテで全体をしっかり巻いて、ベースを整えてからアレンジするのが成功のコツ。 スタイリング剤をたっぷり目につけてからお団子にするだけなので時間の無い朝でも簡単にできます。
シンプル!お団子風シニヨン
明るい髪がOKの職場でも、低めの位置でお団子にすれば、きちんと感がしっかりでます。 くしゃっとまとめたラフさと低めのおだんごが落ち着いた大人っぽさを引き出します。

ロングさん向けシニヨン

ローシニヨン
柔らかい印象のシニヨンは女性らしさたっぷり。 ロングさんは髪の量があるのでシニヨンを大き目につくることが可能。 ふんわりとまとめれば、全体的に優しい雰囲気になります。
好印象シニヨン
トップからゆるく編み込んで下の位置でまとめた大人シニヨン。 しっかりオイルやバームをもみこんでからまとめて後れ毛も少なくすることできちんと感も出つつ、編み込みでおしゃれさもある職場にぴったりのスタイルです。
きちんとシニヨン
基本のきちんとシニヨンスタイルをベースに後れ毛とシニヨン部分をふんわりさせたスタイル。 暗髪でもなじみやすく、かわいらしさときちんと感の両方を引き出せます。

きちんと感のあるシニヨンで社会人への第一歩を

社会に出た時、かならずしもいつもきっちりひっつめたシニヨンにする必要はありません。 ですが基本のシニヨンのつくり方とポイントを押さえておけば、ふんわりしたシニヨンでもお仕事バージョンにアップデートできます。 春から新しくバイトを始めたり、インターンを始めたり、社会との関わりが増える人も多いはず。 第一印象は6秒で決まると言われるほど、身だしなみはとっても大切です。 あなたのやる気や素敵なところをまっすぐ受け取ってもらうためにも、服装やメイクだけでなく、髪型もTPOをわきまえて、清潔感のある好印象なスタイルで頑張ってくださいね!

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