ブルージュってどんな髪色？ブリーチ有無＆レングス別で見るスタイルカタログ

ブルージュは、ブルーとベージュを組み合わせた寒色系のヘアカラー。
柔らかくあたたかみのあるベージュと、クールで落ち着いたブルーを合わせることで生まれる独特のくすみが特徴です。
日本人特有の髪の赤みを打ち消してくれるため、どんな明るさでもツヤと透明感のある髪色に仕上がります。

ブルージュは、クールな青味の中に優しさとあたたかみを感じる色味が特徴。
2色の絶妙なバランスが、落ち着いた大人っぽさや抜け感のある今っぽい印象を演出します。

他にもブルー系カラーには、ブルーとくすみが強い透明感抜群のブルーアッシュ。
濃いブルーが知的でシックなネイビーブルーなど種類が豊富。

さりげなく青みを取り入れられるブルージュなら「明るめのブルー系はちょっと勇気が出ない……」という方も挑戦しやすいでしょう。

ブルージュが似合うのは、パーソナルカラーでいうとブルーべースタイプの方です。

ブルべさんは、サマー(夏)タイプとウィンター(冬)タイプに分かれますが、似合う寒色系カラーがそれぞれ異なります。
なかでも柔らかさのあるブルージュは、肌がピンクっぽく、瞳がブラウン系のブルべ夏さんぴったり。
一方ブルべ冬さんは、コントラストが強く鮮やかな色味が似合うので、深みのあるブルーをベースにしたブルージュがおすすめです。

ブルべさんが得意なブルージュですが、ベージュが入っているため配色のバランスを調整すれば、イエベさんにも似合わせることができます！
イエベさんがブルージュに染めるときは、青みを抑えることがポイント。
ベージュの要素を多めに入れることで、肌の色とのバランスを保ちながら、透明感のある髪色を楽しめますよ。

ブリーチなしで染めたブルージュは、ナチュラルで落ち着いた印象を与えます。
自然な青みが日本人の黒髪となじみやすく、控えめながらも上品なスタイルに仕上がるのが特徴です。

ブリーチをしないことで発色が控えめになるため、光に当たるとブルージュの色味をほんのり感じる程度。
そのため、学校や職場の規則が厳しい方でも、気軽におしゃれな寒色系カラーを楽しめます。

ただ、しっかり発色をさせたい方には少し物足りなく感じてしまうことも。
その分、色持ちがよく、ツヤと透明感を長期間感じられるのが大きなメリットです。

ブリーチなしで明るめのブルージュにしたい場合、ベースの髪の明るさによってはしっかり発色させられることもあるため、まずは美容師さんに相談してみましょう。

また、ブリーチをしないことから、頭皮や髪への負担が少なく、メンテナンスの頻度も少なくて済むのも嬉しいポイントです◎

ブリーチありのブルージュは、鮮やかな発色と抜群の透明感が特徴。
太陽の光に当たったときはもちろん、室内でもブルージュの色味を感じられます。
ブリーチをすることで色味が鮮やかに発色するため、ブルーとベージュの配合を調整し、多彩なニュアンスを楽しめるのが魅力です。

ブルーが多めなら、鮮やかで涼しげな青味が特徴のクールかつ個性的な印象の髪色に。
ベージュが多めなら、柔らかくくすみがかった青味が特徴のナチュラルで優しい印象の髪色に仕上がります。

このようにきれいな発色が楽しめるブリーチありのブルージュ。
しかし、ブリーチなしよりも髪や頭皮へのダメージを考慮する必要があります。

ブリーチの回数が増えるほど、理想の色味を再現しやすくなりますが、その分色落ちが早かったり、髪へのダメージが大きくなったりすることも。
ブリーチは1〜3回が目安ですが、髪質やダメージの状態によって異なるため、必ず美容師さんに相談して決めましょう。

ブルージュの色落ち期間は、ブリーチのありなしで変わります。

ブリーチをありの場合、2〜3週間程度で色落ちし始め、徐々に明るめのシルバーやアッシュに変化していきます。
ただし、ブリーチの回数や染め方、ケアの方法によっては、オリーブなどの緑がかった髪色になる場合があるため、適切なケアが重要です。

ブリーチなしの色落ちまでの期間は、1〜2カ月程度とブリーチありよりも長め。
色落ちするとアッシュブラウンやダークブラウンなどのブラウン系に落ち着きます。

ブルーをはじめとする寒色系カラーは、暖色系カラーよりも色素の粒子が大きいため、髪の内部まで浸透しにくい性質があります。
そのため、髪の表面を中心に色が入り、キューティクルがダメージを受けることで色落ちしやすくなるのです。

ブルージュを長く楽しむためにも、適切なケアと定期的なメンテナンスが重要。
ブルージュを継続して染めたり、紫シャンプーを使用したりするとカラーが定着しやすくなるのでおすすめです。

また、ブリーチ後は髪が傷みやすいので、インバストリートメント(洗い流すトリートメント)やアウトバストリートメント(洗い流さないトリートメント)などのこまめなケアも大切。
他にも紫外線やプール、海水など髪を刺激するものに触れさせないようにすることも、色持ちさせるコツですよ。

ここからは、ブルージュの髪色見本をレングス別に紹介します。
ブリーチあり、なしに分けてピックアップしたので、オーダーの参考にしてくださいね。

ショートヘアにブルージュを組み合わせると、顔まわりの印象がより際立ちます。

ブリーチなしだとナチュラルなツヤと透明感でヘルシーな印象に。
ブリーチをして青みを強めれば、軽やかで洗練された印象を与えてくれます。

マンネリがちなショートの印象を変えたい方にぴったりですよ。

程よい長さのミディアムヘアは、適度なボリューム感や動きを出しやすいため、どこから見てもブルージュの魅力を活かしやすいレングスです。

ブリーチなしなら、柔らかさのある優しい印象に。
ブリーチありなら、華やかなスタイルや個性的な雰囲気のスタイルに仕上がります。

髪の動きによって、光の当たり方が変わると色味や雰囲気が変わるため、ストレートや毛先に動きをつけたアレンジなど幅広く楽しめますよ。

重く見えがちなロングヘアをブルージュで染めた場合、上品さをキープしつつ、エアリー感のあるスタイルに仕上がります。

ブリーチなしなら、髪の長さを活かした、深みのある青みが楽しめるため、艶やかで上品な印象に。
ブリーチありなら、透明感が際立つ洗練された印象を与えます。

ロングヘアはウェーブやカールとの相性が良く、パーマとの組み合わせもばっちりハマります◎
ハイライトやグラデーションなどのデザインカラーも映え、まるで外国人のようなスタイルを楽しめるでしょう。

クリアな透明感とツヤが上品な色合いを演出するブルージュ。
ブリーチの有無でも雰囲気がガラリと変わるため、きっとあなたにぴったりのカラーが見つかるでしょう。

どれにするか迷ったら、まずは美容師さんに相談してみるのがおすすめ。
本記事をオーダーの参考にして、お気に入りのブルージュを見つけてみてくださいね♡