髪はおしゃれを格上げするパーツ
つややかでサラサラの髪は、おしゃれを格上げしてくれる重要なパーツです。
とはいえ、輝くような美髪に憧れているものの、自分の髪のダメージやパサつきにお悩みではありませんか?
ヘアダメージを防いで美髪を手に入れたいなら、毎日のヘアケアに注目してみましょう。
美髪でいるためには、どんなヘアケアが必要?
これらを正しく行うことが美髪への近道となります。
やり方を間違えてしまうと、せっかくのケアがダメージの原因になってしまうこともあるので、要注意です!
また、すでに髪が傷んでしまっている人は、トリートメントでダメージケアを行うのがベター。
傷んだ髪を補修しながら、より綺麗な状態へ近づけていきましょう。
それではここから、サラサラ美髪を手に入れるための、ヘアケアのコツを徹底紹介します。
ヘアケアのコツ1:自分の髪の状態を知ろう
髪の美しさを決めるキューティクルの仕組み
キューティクルとは、髪の表面にある魚のウロコのような形状をした組織で、髪の内部組織を守る働きをしています。
このウロコのような形で髪の水分を保持しているため、キューティクルが整っているとうるおいに満ちたツヤ髪をキープできるのです。
しかし、キューティクルは非常に薄く、摩擦や熱に弱い部分です。
ブラシで無理にとかしたり、濡れた状態で髪をこすると、キューティクルが剥がれてうるおいやツヤが失われてしまいます。
さらに長時間のドライヤーも、キューティクルのダメージ要因。
キューティクルが剥がれると髪のうるおいが保てなくなるだけでなく、髪内部のタンパク質が流出してしまい、さらに髪のダメージが進行します。
「髪が乾燥する」「髪のツヤがない」「ケアしてもダメージが進んでしまう」という人は、キューティクルが剥がれている可能性が高いでしょう。
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ヘアケアのコツ2:あなたの髪はどんな髪?自分の髪質をチェックしよう
キューティクルのダメージと合わせて、髪質のチェックも重要ポイント。 日本人の髪質には、主に次の4つがあげられます。
・直毛
・猫っ毛
・剛毛
ただし髪質は、くせ毛×剛毛、猫っ毛×直毛など、かけ合わせになっていることも。
それぞれの特徴を理解して、自分の髪質がどれに当てはまるか確認しましょう。
髪質1:くせ毛
濡れた状態の髪を自然乾燥させるとうねりやハネが生じる場合は、くせ毛といえるでしょう。
くせ毛には遺伝による生まれつきのタイプと、生活習慣など後天的な理由によるタイプの2種類があります。
くせ毛さんにおすすめのヘアケアは、アミノ酸系シャンプーを使ったけあ。
髪内部の水分量のバランスを保つことで、くせ毛さんの悩みであるうねりを抑えてくれます。
以下の記事では、くせ毛さんの特徴やお悩みの解決方法を詳しく解説。
おすすめのケア商品もご紹介しているので、是非参考にしてくださいね!
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髪質2:直毛
生まれつきサラサラで、まっすぐなストレートヘアの人は直毛の髪質です。
キューティクルが整いやすく、ツヤのある髪ですが、サラサラすぎてアレンジができないといったお悩みも……。
また毛量が少ない直毛さんの場合、トップがペタッとして寂しい印象になってしまうこともあります。
ボリュームが欲しい直毛さんは、ケア効果のあるスタイリング剤を使ってボリュームアップさせるのがおすすめです。
以下の記事では、こちらの商品以外にも直毛さんにおすすめのケアや対策方法をご紹介しています。
根元からふんわりボリュームアップするようなケアを取り入れましょう!
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髪質3:猫っ毛
髪1本1本が細く柔らかい髪質を猫っ毛といいます。
やさしい手触りの髪ですが、その反面髪のハリツヤが弱く、ボリューム感が出にくいという特徴も。
ふんわりとしたまとめ髪やアップスタイルがうまくできず、地肌が見えやすかったり、髪が絡まりやすかったりする人もいます。
そのため猫っ毛さんには、髪のハリツヤをアップさせるお手入れがおすすめです。
また、ヘアケア以外にカットの方法やカラーを変えるだけで印象が大きく変わる猫っ毛さん。
以下の記事では猫っ毛さんおすすめのスタイルを特集しているので、是非参考にしてくださいね!
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髪質4:剛毛
髪1本1本が太く硬いタイプは剛毛と呼ばれる髪質です。
髪のハリコシが強いため、ボリューム感のあるヘアスタイルが似合います。
しかし剛毛さんはスタイルにボリュームが出すぎてしまい、まとまりにくいと感じる場合も。
そこで剛毛さんにおすすめのケアは、さらさらな髪ざわりに整えてくれるシャンプーケア。
また手触りがゴワゴワしやすいため、髪にうるおいを与えるケアや、サロンでの髪質改善もおすすめです。
扱いに困りがちな剛毛さんですが、その髪質を生かしたスタイルもたくさんあるんです!
以下の記事を参考に、自分にあったスタイルを楽しんでみましょう♡
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ヘアケアのコツ3:日常で起こるヘアダメージに気をつけよう
ヘアダメージを防ぐためには、日々の生活習慣も意識しましょう。 ちょっとした場面にも、髪のダメージ原因が潜んでいます。 ここからはダメージ原因ごとに注意すべきポイントを解説します。
熱ダメージ
毎日のドライヤーやアイロンで過剰に熱をかけすぎると、キューティクルが傷んでツヤのないパサパサの髪に……。
熱ダメージを防ぐためには、髪の負担になりにくいドライヤーやアイロンを選ぶのがポイントです。
ドライヤーなら髪の温度が上がりにくい温冷切り替えができるもの、アイロンなら熱の負担を和らげる素材でできたものなどを選びましょう。
以下の記事も参考にしてみてください。
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紫外線ダメージ
実は髪の毛も、肌と同じように紫外線によって日焼けしてしまうのです。 髪表面には紫外線を吸収する色素(メラニン)がないため、強い日差しを浴び続けると、キューティクルが剥がれてパサパサの状態になってしまいます。 長時間屋外にいるときは帽子や日傘で紫外線を防ぐ、髪用の日焼け止めを使う、などのケアを心がけましょう。
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湿気ダメージ
くせ毛さんや剛毛さんは髪が広がりゴワゴワしやすく、直毛さんや猫っ毛さんはぺったりとしてボリュームがなくなってしまいます。
湿気によって扱いにくくなった髪を、無理にとかしたり過剰にブローしたりすると、ヘアダメージに繋がります。
湿気が気になる時期は、シャンプーやトリートメントを丁寧に行い、髪質に合ったスタイリング剤を使うことがポイントです。
髪の毛の湿気トラブルは事例がたくさんあるので、以下の記事もチェックしてみて!
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薬剤ダメージ
特に明るいカラーに欠かせないブリーチは、髪が傷みやすいイメージがあります。
美髪をキープしながら、おしゃれなカラーやパーマを楽しみたい人は、髪にやさしい薬剤をチョイスしましょう。
とは言っても、ダメージ原因になりにくいメニューは、自分ではなかなかわからないもの。
サロンで相談しながら、髪の状態に合わせた傷みにくいメニューを提案してもらうのがおすすめです。
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ヘアケアのコツ4:髪をきれいに保つ、シャンプーケアをしよう
ヘアケアにはいろいろな方法がありますが、美髪の基本は「毎日のシャンプー」です。 デイリーケアなので意識せずに行っていますが、シャンプーのやり方を間違えると逆に髪が傷んでしまうこともあります。 正しいシャンプーやヘアドライのやり方をチェックして、きれいな髪を目指しましょう。
正しいシャンプーの方法
ついつい地肌の汚れを落としたいからと、力を入れてゴシゴシ髪を洗っていませんか? ゴシゴシ洗いは、過剰な摩擦が髪や地肌にかかり、髪が傷む原因になってしまいます。 ここからは髪と地肌をいたわりながら、すっきり汚れを落とす正しいシャンプーのやり方を紹介します。
手順②500円玉大のシャンプーを手に取り、よく泡立てる
手順③こめかみ、もみあげなど生え際から頭頂部に向かってマッサージするようにやさしく洗う
手順④頭頂部を洗う
手順⑤うなじから頭頂部の順に、頭の後ろを洗う
手順⑥こめかみ、もみあげ、頭頂部の3か所をやさしくマッサージ
手順⑦お湯でしっかり洗い流す
地肌を洗うときは、指の腹を使って力を入れずに揉むように洗います。
また髪は濡れた状態でこするとキューティクルが剥がれやすいため、泡で包み込むように洗いましょう。
また、髪のダメージを防ぐためには、シャンプー選びも重要です。
ここでは市販で手に入るおすすめシャンプーを2つご紹介します。
関連記事ではさらにおすすめシャンプーを紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
- ディアボーテ オイルインシャンプー(リッチ&リペア)
- プレミアムヒマワリオイルEX配合で、ダメージを補修して、まとまりのよい髪に。 髪内部と髪の外側それぞれの脂質と水分バランスを整えます。エレガントフローラルの香りで心も華やかにしてくれます。 ディアボーテ オイルインシャンプー(リッチ&リペア)/500mL(オープン価格・編集部調べ)/クラシエホールディングス株式会社
- &honey シルキー スムースモイスト シャンプー 1.0
- 甘い香りととろっとしたテクスチャーが、本物のはちみつのようなシャンプー。 泡立ちがよく、洗い上がりもキシキシしない髪に優しいシャンプーです。 髪の毛が絡まったりゴワつきやすい方におすすめ、サラサラとした指通りを目指すことができます。 &honey シルキー スムースモイスト シャンプー 1.0/1,540円(税込・編集部調べ)/株式会社ヴィークレア
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シャンプー後の乾かし方にも注目を
髪を洗った後、タオルでゴシゴシこすったり、濡れたまま放置したりしていませんか? これも髪のダメージ原因のひとつ。 以下のドライヤーを使った正しい方法で、しっかり髪を乾かしましょう。
手順②清潔なタオルで髪を包み込み、手で押さえるようにしてタオルに水分を吸収させる
手順④ドライヤーを強めの温風にして、髪の根元を中心に全体を8割程度乾かす
手順⑤弱めの温風に切り替え前髪を乾かしたあと、全体をしっかり乾かし整える
手順⑥仕上げに冷風を全体に当てて、髪の熱を逃す
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ヘアケアのコツ5:髪を保湿する、トリートメントケアをしよう
トリートメントは、使うタイミングや髪質、ダメージの度合いに合わせて選ぶのがポイントです。
トリートメントの取り入れ方
ヘアトリートメントには、大きく分けて2種類あります。
・洗い流さないタイプ(アウトバス)
形状もさまざまなタイプがあるため、髪質や髪の悩みに合わせて選びましょう。
保湿成分やダメージ補修成分をしっかり浸透させたいなら、シャンプー後の髪が濡れた状態で使うインバスタイプがおすすめです。
髪のダメージを補修しながら、ツヤ感を高めたい場合は、髪をコーティングしてくれるアウトバスタイプがぴったり!
さらにアウトバスタイプには、クリームやミルク、ミストなどの形状があります。
それぞれのアイテムの選び方など、トリートメントの使い方のコツは以下の記事でも紹介していますので、ぜひご覧ください♡
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ヘアオイル、シアバターなど、スタイリング剤でもヘアケアをしよう
代表的なのはヘアオイルやシアバター。
ヘアオイルは髪にツヤを与えると同時に、髪をコーティングして摩擦ダメージから髪を守る効果もあります。
シアバターなどのバームワックスは、保湿成分をベースに作られているので髪の乾燥が気になる人におすすめです。
そのほか、ダメージ補修効果があるスタイリング剤も多いので、髪のパサつきが気になる人は、毎日のヘアセットに取り入れてみてはいかがでしょうか?
ここでは市販のスタイリング剤から、2点おすすめを紹介します。
- N. シアオイル
- 洗い流さないトリートメントとしても活用できるヘアオイル。 テクスチャーが軽めでベタつきすぎないのが嬉しいポイント。 髪を保湿しながら程よくまとめることができます。 N. シアオイル/150mL 2,860(税込・編集部調べ)/株式会社ナプラ
- ウテナ ミーアンドハー ミルキィグロスジェル
- 「濡れ髪用ヘアワックス」として登場したミーアンドハー ミルキィグロスジェル。 植物オイル由来成分配合で、ツヤのある自然な仕上がりに♡ ミルク in ジェルで髪になじませやすく、スタイリングも簡単です。 ミーアンドハー ミルキィグロスジェル/1,210円(税抜・編集部調べ)/株式会社ウテナ
特別なケアにはヘアマスクを使うのも◎
ヘアマスクは、トリートメントよりも保湿成分や美容成分が多く配合されているアイテムで、週2~3回程度のスペシャルケアとして使うのが一般的です。
シャンプーの後、トリートメントの代わりに髪に塗布して、10分~30分ほど蒸しタオルで包んで成分を浸透させます。
洗い流したあとのちゅるんとした手触りは、きっとくせになるはず♡
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より美髪を目指すなら、サロンでのメンテナンスを!
憧れの美髪を手に入れたい人は、デイリーケアと合わせて、サロンでのメンテナンスにもトライしてみましょう。 サロンでは1人1人の髪質やダメージの度合いに合わせて、適切な薬剤を使ったトリートメントが受けられます。 カラーやパーマの施術後にサロントリートメントを受けるのも、ダメージ防止につながるのでおすすめです!
ヘアケアのポイントをチェックして美髪を手に入れよう!
おしゃれを格上げしてくれるサラツヤ髪を目指すなら、毎日のヘアケアに注目してみましょう。 自分の髪質やダメージの状態を把握して、適切なケアを行えば、憧れの美髪に近づけるはず♡ シャンプーやトリートメント、ドライヤー、アイロンなど、ヘアケアグッズを見直してみるのもおすすめです。 もっと美髪を目指したい方は、ぜひサロンでのトリートメントにも挑戦してみてはいかがでしょうか?